マルバフジバカマの花

マルバフジバカマの花マルバフジバカマに似ている花(フジバカマオトコエシ)との違いマルバフジバカマを見た経験談を紹介しています。

マルバフジバカマの花を初めて見た日

マルバフジバカマの花を初めて見たのは、2023年10月27日に、神奈川県横浜市緑区・四季の森公園で見ることができた。

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

マルバフジバカマの名前の由来

マルバフジバカマの名前の由来は、同じ仲間のフジバカマと比べて、葉っぱが丸いことから名付けられた。

マルバフジバカマの花言葉

マルバフジバカマの花言葉は、「恋の相談役」・「恋のキューピット」・「ためらい」

マルバフジバカマの生えている場所

マルバフジバカマの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林の下にたくさん生えているのを確認することができた。

マルバフジバカマに似ている花

マルバフジバカマに似ている花との違いをまとめました。

フジバカマとの違い

厄介なのが、同じ仲間のフジバカマの花に少し似ていて、判別に困惑してしまう。

1.生えている場所

  • フジバカマ 氾濫するような河川
  • マルバフジバカマ 林の下

2.葉っぱの形

  • フジバカマ ところどころ3裂する
  • マルバフジバカマ フジバカマに比べて丸い

マルバフジバカマの葉(マルバフジバカマの葉)

3.花のつき方

  • フジバカマ モジャモジャしている
  • マルバフジバカマ フワフワしている

フジバカマの花(参考 フジバカマの花)

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

フジバカマの記事はこちらからどうぞ

オトコエシとの違い

現地で植物観察をしていて、遠くから林の下をパッと見ると、マルバフジバカマの花が、オトコエシの花に見えることがあり、勘違いしてしまうことがある。

まず分類の違い

  • オトコエシ オミナエシ科
  • マルバフジバカマ キク科

次に花の形の違い

オトコエシの花(参考 オトコエシの花)

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

両者の違いは、花の形をじっくり見れば、間違えることは無い。

オトコエシの記事はこちらからどうぞ

マルバフジバカマを見た経験談

マルバフジバカマの名前を知ったのは、2022年10月、自分が見ている花ブログであった。
2023年10月、自分が見ている別の花ブログで、神奈川県横浜市緑区・四季の森公園に、マルバフジバカマの花が咲いていることが掲載されていて、現地に向かうことにする。

四季の森公園に着いて、しょうぶ園・奥の休憩所付近の林下に、フジバカマに似た白色の花が目に入る。
近づいてみると、花の先端がフワフワしていたことから、マルバフジバカマの花であることがわかった。

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

マルバフジバカマの花を初めて見て、フジバカマの花に少し似ているが、植物観察に慣れると判別しやすい。
またフジバカマ類の花は、先端がモジャモジャしているものが多いが、マルバフジバカマの花は先端が少しフワフワしている

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

四季の森公園のマルバフジバカマは、最初は2~3株ぐらいしか生えていないだろうと思っていた。
しかし、最初にマルバフジバカマの花を見た場所の辺りを見渡すと、林下の奥に10株以上生えているにビックリする。

マルバフジバカマの名前の由来は、葉っぱがフジバカマの葉っぱに比べて、丸いとされているが、実際は完全に丸いわけでは無い

マルバフジバカマの葉(マルバフジバカマの葉)

マルバフジバカマは最初に神奈川県・箱根で見つかったことから、今でも箱根では普通に見ることができる。

マルバフジバカマの花は全体的にピークを過ぎていたが、これから花が咲く株もあり、被写体を選んで撮影することができた。

マルバフジバカマの花(マルバフジバカマの花)

マルバフジバカマの全体像(マルバフジバカマの全体像)


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マルバフジバカマ(キク科)花期9~11月
北アメリカ原産
草の高さ30~160cmの多年草。
帰化植物。
茎は普通1つで直立し、上部で枝を分け、ほとんど無毛。
葉は対生・形は広卵形~ひし形状卵形で、長さ7~15cm・幅4~9cm。
葉の先端は鋭くとがり、基部はくさび形~卵形、縁には鋭いギザギザがある。
葉の色は濃い緑色で、やや光沢があり、両面にまばらに毛がある。
葉柄の長さは7~12cmと長い。
頭花(とうか)は散房状で、密に多数つく。
ちなみに頭花とは、一つの花のように見える花序のことをいう。
筒状花(とうじょうか)は白色で、10~25個。
ちなみに筒状花とは、花びらが筒状になっている花をいう。
総苞(そうほう)は鐘球形で、長さ3.5~4mm。
ちなみに総苞とは、花全体を基部で包むうろこ状の集まりをいう。
総苞片(そうほうへん)は10個、ほぼ同じ長さで2列に並ぶ。
ちなみに総苞片とは、キク科では花を保護する葉をいう。
果実は角柱状~紡錘(ぼうすい)形・暗褐色で光沢があり、長さ約2mm・4~5稜がある。
冠毛は白色。
ちなみに冠毛とは、タンポポやアザミなどの果実の上端に生じる毛状の突起をいう。


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