・ムラサキシキブの花・ヤブムラサキとの違いを紹介しています。
ムラサキシキブの花を初めて見た日
ムラサキシキブの花を初めて見たのは、2017年7月3日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ムラサキシキブの花 2021年6月13日撮影)
ムラサキシキブの名前の由来
ムラサキシキブの名前の由来は、美しい紫色の果実を、平安時代の歌人・紫式部に例えた説から名付けられた。
ムラサキシキブの花言葉
ムラサキシキブの花言葉は、「聡明」・「上品」・「愛され上手」
ムラサキシキブの生えている場所
ムラサキシキブの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林の下に生えているのを確認することができた。
ヤブムラサキとの違い
厄介なのが、ヤブムラサキの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず茎や葉っぱの毛の有無
- ヤブムラサキ 茎や葉っぱに毛がビッシリ覆われている
- ムラサキシキブ 茎や葉っぱに毛が無い
(参考 ヤブムラサキの枝)
また花の咲く時期
- ヤブムラサキ 5月下旬
- ムラサキシキブ 半月ほど遅く、6月中旬ごろ
両者の違いは、茎や葉っぱの毛の有無を確認すれば、間違えることは無い。
ヤブムラサキの記事はこちらからどうぞ
ヤブムラサキの花を紹介しています。
ムラサキシキブを見た経験談
2021年6月13日、シャクジョウソウの花を目当てに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
園内の林を散策していると、紫色の花が集まって咲いているのが、目に飛び込む。
近づいてみると、ムラサキシキブの花が咲いているのを確認することができた。
(ムラサキシキブの花 2021年6月13日撮影)
片倉城跡公園のムラサキシキブの花は、咲き始めのものもあれば、終わっているものもあった。
またムラサキシキブの花は、目を凝らさないと見つけることができず、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
ムラサキシキブは花より、実は濃い紫色に熟して、よく目立つ。
ムラサキシキブの花が見ごろであり、花の咲いているものを探して、撮影することができた。
今後の宿題として、秋に熟す紫色の実を撮影することである。
(ムラサキシキブの花 2021年6月13日撮影)
(ムラサキシキブの葉)
ムラサキシキブ(クマツヅラ科 APG分類ではシソ科)花期6~8月
分布 日本全土
学名のカリカルパも美しい果実という意味。
山野に生えて、高さ3mほどになる落葉低木。
枝は斜めに張り出す。
花はほのかな香りがある。
葉は対生し長さ10cmほど。
まだ葉が緑色をしている9月ごろから果実が紫色に色づき、花よりもはるかに目立つ。
果実は球形で直径3mmほど、葉の付け根に30個ほどがまとまってつく。
萼(がく)は無毛。
ちなみに萼とは、雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。
晩秋に黄葉した葉が散った後も果実は枝に残っている。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)
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