ニガナの花ヤクシソウとの違いを紹介しています。

ニガナの花を初めて見た日

ニガナの花を初めて見たのは、2016年5月8日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)

ニガナの名前の由来

ニガナの名前の由来は、茎や葉っぱを切ると、少し粘り気のある乳液が出て、舐めると苦いところから名付けられた。

ニガナの花言葉

ニガナの花言葉は、「質素」

ニガナの生えている場所

ニガナの生えている場所は、自分が見た限りでは、日差しが少し入る・林下の草むらにたくさん生えているのを確認することができた。

ヤクシソウとの違い

厄介なのが、ヤクシソウの花に少し似ていて、判別が難しいと感じる。

1.花期の違い

  • ヤクシソウ 秋(9~11月)
  • ニガナ 春~初夏(4~7月)

2.花びらの枚数

  • ヤクシソウ 12~13枚
  • ニガナ 5~6枚

ヤクシソウの花(参考 ヤクシソウの花)

ニガナの花(ニガナの花)

3.葉っぱの形

  • ヤクシソウ 長い卵形
  • ニガナ 広い披針形

ヤクシソウの葉(参考 ヤクシソウの葉)

ニガナの葉(ニガナの葉)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ヤクシソウの記事はこちらからどうぞ

ニガナを見た経験談

2024年5月3日、シロバナキンランの花を目当てに、東京都府中市・浅間山公園を訪れる。
公園に入って、林下の道を歩いていると、黄色い花が点々と咲いているのが目にとまる。
近づいてみると、ニガナの花が咲いているのを確認することができた。

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)

ニガナの全体像(ニガナの全体像)

ニガナの花は黄色であるが、春は目立つ花が多く咲くことから、地味な印象を受けてしまう

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)

ニガナの花が咲き出すと、初夏が近いことを実感する

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)

ニガナの花びらは基本5枚であるが、なかには6枚のものもある。

ニガナの花(ニガナ 5枚の花びらの花)

ニガナの花(ニガナ 6枚の花びらの花)

ニガナの仲間は種類が多く、判別に頭を悩ませてしまう。
しかし、ニガナの仲間で、花びらが5枚のものはニガナのみで、間違えることは無い。

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)

浅間山公園のニガナの花が咲き始めであり、咲いている株を選んで、撮影することができた。
しかし、ニガナの花は直径1.5cm小さいことから、撮影するとき、ピントを合わせるのに苦労してしまう。

ニガナの花(ニガナの花 2024年5月3日撮影)


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ニガナ(キク科)花期4~7月
分布 日本全土
山野の草地に生え、高さは50cmほどになる。
枝分かれした細い花茎を多数出し、5弁の花を咲かせる。
ススキの生えるような草原が主な生育地だが、林の縁などにも多い。
いずれも日のよく当たる場所である。
花が終わると、白い毛玉の実となって、種子が飛ばされていく。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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