
・ニワトコの花・ソクズとの違い・ニワトコを見た経験談を紹介しています。
ニワトコの花を初めて見た日
ニワトコの花を初めて見たのは、2020年3月25日に、川崎市多摩区・生田緑地で見ることができた。
(ニワトコの花 2024年4月2日撮影)
ニワトコの名前の由来
ニワトコの名前の由来は、別名 セッコツボクは「接骨木」という漢名の音読み。
ニワトコの枝や幹を煎じて、水あめ状にしたものを、骨折などの患部にあてて、湿布すると効果があるという伝承と関係があると思われる。
ニワトコの花言葉
ニワトコの花言葉は、「熱狂」・「熱心」・「熱中」・「哀れみ」・「思いやり」・「私の苦しみをいやす人」
ニワトコの生えている場所
ニワトコの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
ソクズとの違い
厄介なのが、ソクズ(クサニワトコ)に全体像がよく似ている。
1.分類
- ソクズ 草
- ニワトコ 木
2.花期
- ソクズ 夏(7~8月)
- ニワトコ 春(3~5月)
(参考 ソクズの葉)
(ニワトコの葉)
(参考 ソクズの花)
(ニワトコの花)
両者の違いは、花期を確認すれば、間違えることは無い。
ソクズの記事はこちらからどうぞ
ソクズの花・ソクズを見た経験談を紹介しています。
ニワトコを見た経験談
2024年4月2日、春の花を探しに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
緑地内・つつじ山~中央広場を歩いていると、白色のモジャモジャした花が目にとまる。
よく見ると、ニワトコの花が咲いているのを確認することができた。
(ニワトコの花 2024年4月2日撮影)
ニワトコの花はモジャモジャした白色で、地味であるが、春の丘陵地を歩いていると、ふと目についてしまう。
(ニワトコの花 2024年4月2日撮影)
ニワトコの花が咲くと、春本番であることを実感する。
(ニワトコの花 2024年4月2日撮影)
ニワトコの葉っぱは、奇数羽状複葉で先端がとがっていることから、花より目立ち、どこか怖い雰囲気を感じる。
ちなみに羽状複葉とは、小さい葉っぱが左右に羽状に並んでいるものをいう。
(ニワトコの葉)
ちなみにニワトコの新芽は山菜、果実は酒に漬けて果実酒にする。
ニワトコは毒は含まれていないが、食べ過ぎると、下痢や嘔吐などの症状が出るので注意が必要。
またニワトコの葉っぱや幹は、生薬に利用される。
生田緑地のニワトコの花は見ごろを迎え、周囲の明るさや咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、初夏に熟すニワトコの実を撮影することである。
(ニワトコの花 2024年4月2日撮影)
ニワトコ(スイカズラ科 APG分類ではレンプクソウ科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
山野に生えるが、庭にもよく植えられている。
高さは5mほどになり、四方八方に放物線を描くような樹形となる。
若い枝は緑色をしている。
葉の展開と同じ頃に泡立つような花を咲かせる。
果実は6~7月頃赤く熟すが、まれに黄色のものがあり、キミノニワトコという。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編)
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