・ノブドウの花・ヤブガラシとの違い・ノブドウを見た経験談を紹介しています。
ノブドウの花を初めて見た日
ノブドウの花を初めて見たのは、2016年7月19日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。
(ノブドウの花 2024年9月5日撮影)
ノブドウの名前の由来
ノブドウの名前の由来は、山野に生えているブドウであることから名付けられた。
別名 イヌブドウ・カラスブドウ
ノブドウの花言葉
ノブドウの花言葉は、「慈悲」・「慈愛」・「人間愛」
ノブドウの生えている場所
ノブドウの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい場所に、他の植物に絡まって生えているのを確認することができた。
ヤブガラシとの違い
厄介なのが、ヤブガラシの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.葉っぱの形
- ヤブガラシ 鳥足状複葉
- ノブドウ 五角形~円形・3~5つに裂ける
ちなみに鳥足状複葉とは、鳥の足によく似て、小葉(葉身が二つ以上に分かれた葉っぱのそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
(参考 ヤブガラシの葉)
(ノブドウの葉)
2.花の色
- ヤブガラシ 花の中央部がオレンジ色
- ノブドウ 全体が緑色
(参考 ヤブガラシの花)
(ノブドウの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
ヤブガラシの記事はこちらからどうぞ
ヤブガラシの花を紹介しています。
ノブドウを見た経験談
2024年9月5日、秋の花を探しに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
公園内を一通りめぐって、住吉神社の入口に差し掛かると、緑色の小さい花が目にとまる。
近づいてみると、ノブドウの花が咲いているのを確認することができた。
(ノブドウの花 2024年9月5日撮影)
ノブドウの花は他の草と同じ緑色なので、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
またノブドウの花は実に比べると、緑色であることから、地味に見える。
(ノブドウの花 2024年9月5日撮影)
ノブドウの花は集まって咲く。
(ノブドウの花 2024年9月5日撮影)
ちなみにノブドウの葉っぱは、五角形~円形で、3~5つに裂ける。
しかし、葉っぱの切れ込みが深く裂け、独特な形をしているものをキレハノブドウと区別する考えがある。
(ノブドウの葉)
ノブドウの実は緑色・紫色・碧色などに熟し、花と同時に見ることができる。
また紫色に熟すものは、目につきやすい。
さらにノブドウの実は毒は無いが、美味しくない。
(ノブドウの実)
ノブドウは草のように生えているが、つる性の木に分類される。
片倉城跡公園のノブドウの花は咲き始めであり、咲いているものを選んで、撮影することができた。
今後の宿題として、キレハノブドウを撮影することである。
(ノブドウの花 2024年9月5日撮影)
ノブドウ(ブドウ科)花期7~9月
分布 日本全土
茎はつる性で、巻きひげがあり、若い枝に粗い毛がある。
葉は卵形で、長さ6~12cm。
葉の基部は心形で、先はとがり、縁には粗いギザギザがある。
裏面脈上には粗い毛がある。
花は集まって小さな花を多数つけ、柄は長さ1.5~3.4cm、粗い毛がある。
果実は球形で、大きさ6~8mm。
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