・オグルマの花・カセンソウとの違いを紹介しています。
オグルマの花を初めて見た日
オグルマの花を初めて見たのは、2020年8月5日に、神奈川県葉山町の棚田で見ることができた。
(オグルマの花)
オグルマの名前の由来
オグルマの名前の由来は、綺麗に並んだ黄色の舌状花(せつじょうか)を、小さな車に見立てたところから名付けられた。
ちなみに舌状花とは、キク科に見られる特徴で、花が左右相称につく、花の付き方をいう。
オグルマの花言葉
オグルマの花言葉は、「清楚」
オグルマの生えている場所
オグルマの生えている場所は、自分が見た限りでは、手入れが行き届いた、日当たりのよい湿った田んぼに生えているのを確認することができた。
カセンソウとの違い
厄介なのが、カセンソウの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- カセンソウ 乾燥したススキ草原に生える
- オグルマ 湿った場所を好み、水田や河川に生える
2.花びらの並び
- カセンソウ 花びらがオグルマより不ぞろいで、やや乱れている
- オグルマ 花びらが綺麗にそろっている
(参考 カセンソウの花)
(オグルマの花)
3.葉っぱの裏
- カセンソウ 葉っぱの裏の脈が隆起している
- オグルマ 葉っぱの裏の脈が隆起しない
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
カセンソウの記事はこちらからどうぞ
カセンソウの花・オグルマとの違いを紹介しています。
オグルマを見た経験談
オグルマの花を初めて見たとき、田んぼの風景に、黄色の花がハッキリしていて、とても目立つ。
(オグルマの花)
オグルマの花の群落を自分が見ている花ブログには、「錦糸卵」と表現していた。
現地でオグルマの花の群落を見ると、その通りだと思う。
しかし、自分のなかでは、オグルマの花の群落は「卵焼き」に見える。
ちなみにオグルマの花とカセンソウの花は、「よく似ているなぁ~」と思う。
自分のような素人は、名前や特徴を知らなければ、判別は本当に難しいと感じる。
オグルマは日本全国に個体が少なく、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
猛暑のなか、オグルマの花を撮影したが、あまりの暑さに、ゆっくり撮影することができなかった。
自宅に戻って、被写体を調べると、オグルマの花の群落を撮影するのを忘れてしまう。
今後の宿題として、オグルマの花の群落・葉っぱを撮影することである。
(オグルマの花)
(オグルマの葉)
オグルマ(キク科)花期7~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
高さは60cmほどになり、茎の上部で枝を分けて、直径3cmほどの花を咲かせる。
苞葉はない。
ちなみに苞葉とは、芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉をいう。
花のころには、茎の下部の葉が枯れていることが多い。
中国では、花を利尿や健胃の薬用に利用しているという。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村