・オカトラノオの花・ヌマトラノオとの違い・オカトラノオを見た経験談を紹介しています。
オカトラノオの花を初めて見た日
オカトラノオの花を初めて見たのは、2016年7月16日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。
(オカトラノオの花 2024年7月2日撮影)
オカトラノオの名前の由来
オカトラノオの名前の由来は、花序を虎の尾に見立てたところから名付けられた。
ちなみに花序とは、花が茎または枝につく並び方をいう。
オカトラノオの花言葉
オカトラノオの花言葉は、「忠実」・「貞操」・「優しい風情」・「清純な恋」・「騎士道」
オカトラノオの生えている場所
オカトラノオの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に群生しているのを確認することができた。
ヌマトラノオとの違い
厄介なのが、ヌマトラノオによく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- ヌマトラノオ 湿地
- オカトラノオ 丘陵地の林下
2.花序の付き方
- ヌマトラノオ 直立する
- オカトラノオ やや曲がる
(参考 ヌマトラノオの花)
(オカトラノオの花)
3.葉っぱの形
- ヌマトラノオ 長い楕円形
- オカトラノオ 長い楕円形~狭い卵形
(参考 ヌマトラノオの葉)
(オカトラノオの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ヌマトラノオの記事はこちらからどうぞ
ヌマトラノオの花を初めて見た日 ヌマトラノオの花を初めて見たのは、2017年8月27日で、場所は千葉県山武市の…
オカトラノオを見た経験談
2024年7月2日、タシロランの花を目当てに、神奈川県横浜市緑区・四季の森公園を訪れる。
公園内・はす池付近を通ると、尾のような形をした白色の花が目にとまる。
よく見ると、オカトラノオの花が咲いているのを確認することができた。
(オカトラノオの花 2024年7月2日撮影)
オカトラノオの花は、尾のような形をした白色の花であり、たくさん咲いていると目につきやすい。
またオカトラノオの花が咲き出すと、真夏が近いことを実感する。
(オカトラノオの群落)
オカトラノオの名前の由来である「虎の尾」に見立てたというのも、花の姿を見ていて、納得がいく。
(オカトラノオの花 2024年7月2日撮影)
ちなみにオカトラノオの花は真夏手前になると、丘陵地の林下で普通に見ることができる。
四季の森公園のオカトラノオの花は、咲き始めのもの~終わっているものと様々あり、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。
(オカトラノオの花 2024年7月2日撮影)
オカトラノオ(サクラソウ科)花期6~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
人家周辺の丘陵地から山の草原まで、垂直分布の幅は広い。
どこでも数本が固まって生え、高さは1mほどになる。
茎は円柱状で、下部は赤くなることが多い。
5弁の花びらを密集して咲かせ、ひとつの花の直径は1cmほどである。
長い地下茎を出して繁殖し、条件が良いと、1年でかなり増える。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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