シマモクセイの花

シマモクセイの花オオモクセイとの違いシマモクセイを見た経験談を紹介しています。

シマモクセイの花を初めて見た日

シマモクセイの花を初めて見たのは、2024年10月31日に、東海道調布市・神代植物公園で見ることができた。

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

シマモクセイの名前の由来

シマモクセイの名前の由来は、不明。

別名 ナタオレノキは、木が非常に硬いことによる。
また別名 ハチジョウモクセイは、八丈島に多く生えていることに由来する。

シマモクセイの生えている場所

シマモクセイの生えている場所は、自生のものは、暖地の山地に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、神代植物公園で見ることができた。

オオモクセイとの違い

厄介なのが、オオモクセイの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.分布域

  • オオモクセイ 九州南部
  • シマモクセイ 本州・四国・九州・小笠原諸島・沖縄

2.葉っぱの形

  • オオモクセイ 葉っぱが革質で厚く、先端が急に鋭くとがる
  • シマモクセイ オオモクセイに比べて、葉っぱが薄く、尾状にとがる

オオモクセイの葉(参考 オオモクセイの葉)

シマモクセイの葉(シマモクセイの葉)

オオモクセイの花(参考 オオモクセイの花)

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

オオモクセイの記事はこちらからどうぞ

シマモクセイを見た経験談

2024年10月31日、オガサワラシコウランの花を目当てに、東京都調布市・神代植物公園を訪れる。
オガサワラシコウランの花を見ることができ、シマモクセイの木があると思われるツツジ園に足を運ぶ。

ツツジ園でシマモクセイの木を探すが、見つけることができない。
自力でシマモクセイの木を探すのが難しいと思い、植物会館(ビジターセンター)を訪れ、シマモクセイの木のある場所を伺う。

受付スタッフがツツジ園のシマモクセイの木の場所を案内して、指定の場所に着くと、プレートが無く、わかりづらい場所にある。
シマモクセイの花はほぼ終わっていたが、わずかに咲いているものもあった。

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

シマモクセイの花を初めて見たとき、「ギンモクセイの花によく似ている」というのが率直な感想である。

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

またオオモクセイの花にも似ているが、シマモクセイの花のほうが小ぶりである

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

ちなみにシマモクセイの花は、香りは全く漂わない

神代植物公園シマモクセイの花を見るとき、ツツジ園で探すより、植物会館(ビジターセンター)を訪れたほうが早い

シマモクセイ西日本に多いことから、南方系の雰囲気がどこか漂う。

シマモクセイの花は終盤で、残り花を探して、何とか撮影することができた。
今後の宿題として、シマモクセイの花が見ごろのときに撮影したいものである。

シマモクセイの花(シマモクセイの花)

シマモクセイの木(シマモクセイの木)


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シマモクセイ(モクセイ科)花期10~11月
分布 本州(八丈島・福井県以西)・四国・九州・小笠原・沖縄
常緑高木で無毛。
樹皮は灰色を帯びる。
葉は対生で、長さ7~11cm・幅2~4cmの狭い長楕円形。
花は雌雄別株。
葉腋(ようえき)に白い小さい花が束生(そくせい)する。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
また束生とは、葉が束状の付き方をいう。
花の大きさは直径5~6mmで、4つに裂ける。
雄しべは2個。
雄花の雄しべは退化して小さい。
花柄は長さ7~10mm。
果実は長さ1.6~2cmの楕円形で、翌年5~6月に熟す。
(山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物参照)


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