・タマガワホトトギスの花・ホトトギスとの違い・タマガワホトトギスを見た経験談を紹介しています。
タマガワホトトギスの花を初めて見た日
タマガワホトトギスの花を初めて見たのは、2016年7月28日に、東京都奥多摩・御岳山で見ることができた。
(タマガワホトトギスの花 2023年8月21日撮影)
タマガワホトトギスの名前の由来
タマガワホトトギスの名前の由来は、花の色の黄色をヤマブキに見立て、ヤマブキの名所である、京都府井出の玉川から名付けられた。
しかし、語源としてはわかりにくい。
自分もそうだが、名前の由来を知る前は、東京都を流れる多摩川に由来していると思っていた。
タマガワホトトギスの花言葉
タマガワホトトギスの花言葉は、「永遠にあなたのもの」・「永遠の若さ」・「秘めた思い」
タマガワホトトギスの生えている場所
タマガワホトトギスの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の沢沿いの岩にへばりついて、生えているのを確認することができた。
ホトトギスとの違い
名前が被っているホトトギスとは明らかに違う。
まず花の咲く時期
- ホトトギス 10~11月
- タマガワホトトギス 7~9月
次に花の色
- ホトトギス 紫色
- タマガワホトトギス 黄色
(参考 ホトトギスの花)
(タマガワホトトギスの花)
両者の違いは、実物を見れば、容易に判別することができる。
ホトトギスの記事はこちらからどうぞ
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タマガワホトトギスを見た経験談
2023年8月21日、レンゲショウマの花を目当てに、東京都奥多摩・御岳山を訪れる。
レンゲショウマの花を見ることができたので、ロックガーデンや綾広の滝方面に足を運ぶ。
綾広の滝に着いて、来た道を戻ると、黄色のホトトギスの花が目に飛び込む。
近づいてみると、花が開ききっていないタマガワホトトギスを確認することができた。
(タマガワホトトギスの花 2023年8月21日撮影)
タマガワホトトギスの花を見ていると、黄色のホトトギスの花なので、上品な印象を受ける。
また岩場にへばりついて生えているので、自然のなかに明るい黄色の花が咲いていると、どうしても目立ってしまう。
(タマガワホトトギスの花 2023年8月21日撮影)
タマガワホトトギスを含む、黄色のホトトギスの花は日本に数多く分布しているが、タマガワホトトギスに至っては普通に見ることができる。
御岳山のタマガワホトトギスは、2023年8月現在、動物の食害の影響で、株数が減少している。
自分が御岳山を訪れたとき、8月下旬に入ったこともあり、タマガワホトトギスの花は1輪しか咲いておらず、残りは果実になっていた。
(タマガワホトトギスの果実)
御岳山のタマガワホトトギスの花を、1輪でも見れたことを嬉しく思い、花の向きを調整して撮影した。
今後の宿題として、タマガワホトトギスの花が完全に開いている状態で撮影することである。
(タマガワホトトギスの花 2023年8月21日撮影)
(タマガワホトトギスの葉)
タマガワホトトギス(ユリ科)花期7~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の沢沿いなどの水辺に生える。
日陰の苔むしたような岩場に多い。
高さ60cmほどにヒョロヒョロと伸び、花のころには茎が倒れているものもある。
花は茎の先端に数個が枝分かれしてつく。
葉の幅は広く、縁は波打ち、基部は茎を抱くのが特徴である。
花のあと、先のとがった実がつく。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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