トウゴクミツバツツジの花を紹介しています。

トウゴクミツバツツジの花を初めて見た日

トウゴクミツバツツジの花を初めて見たのは、2023年5月21日に、山梨県北杜市清里・八ヶ岳高原ライン沿いで見ることができた。

トウゴクミツバツツジの花(トウゴクミツバツツジの花)

トウゴクミツバツツジの名前の由来

トウゴクミツバツツジの名前の由来は、関東地方に多いミツバツツジという意味で名付けられたとされている。

トウゴクミツバツツジの花言葉

トウゴクミツバツツジの花言葉は、「はにかみ」や「慎ましやか」

トウゴクミツバツツジの生えている場所

トウゴクミツバツツジの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林の下に生えているのを確認することができた。

ミツバツツジとの違い

厄介なのが、名前が被っているミツバツツジと花がかなり似ていて、判別に迷ってしまう。
違いは雄しべの数で、ミツバツツジは5本であるのに対して、トウゴクミツバツツジは10本である。

ミツバツツジの花(参考 ミツバツツジの花)

トウゴクミツバツツジの花(トウゴクミツバツツジの花)

両者の違いは、雄しべの数を確認すれば間違えることは無い。

ミツバツツジの記事はこちらからどうぞ

ムラサキヤシオツツジとの違い

厄介なのが、同じ仲間のムラサキヤシオツツジに花がかなり似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず分布域で、ムラサキヤシオツツジは主に日本海側に生えているのに対して、トウゴクミツバツツジは関東地方中心に生えている。

次に花びらの先端にも違いがあり、ムラサキヤシオツツジは丸みを帯びて大きいのに対して、トウゴクミツバツツジは細長くとがり気味である。

さらに花の色にも違いがあり、ムラサキヤシオツツジは濃い紫色であるのに対して、トウゴクミツバツツジは淡い紫色で少し白みがある。

ムラサキヤシオツツジの花(参考 ムラサキヤシオツツジの花)

トウゴクミツバツツジの花(トウゴクミツバツツジの花)

両者の違いは、実際に現地で植物観察をこなしていれば、雰囲気で違いがわかるようになる。

ムラサキヤシオツツジの記事はこちらからどうぞ

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トウゴクミツバツツジを見た経験談

2023年5月21日、山の花を探しに、山梨県北杜市清里を訪れる。

八ヶ岳高原ライン沿いを美し森山方面に歩いていると、明るい紫色のツツジの花が目に飛び込む。
近づいてみると、一瞬ミツバツツジの花か?と思った。
雄しべの数を確認すると、10あったことから、トウゴクミツバツツジの花であることがわかった。

トウゴクミツバツツジの花(トウゴクミツバツツジの花)

トウゴクミツバツツジの花を初めて見たとき、満開だったこともあり、目が覚めるような綺麗さにくぎ付けになった

トウゴクミツバツツジの木の全体像(トウゴクミツバツツジの木の全体像)

トウゴクミツバツツジの明るい紫色の花は、初夏の季節にマッチしていると感じる

トウゴクミツバツツジの花(トウゴクミツバツツジの花)

しかし、山に咲いているツツジの花は数多く、どうしても判別に迷ってしまう。
トウゴクミツバツツジの場合、明るい紫色雄しべが10本あるという特徴を覚えておけば、間違えることは無い。

八ヶ岳高原ライン沿いにトウゴクミツバツツジはところどころあるが、美し森山にもトウゴクミツバツツジを確認することができた。

トウゴクミツバツツジの花がちょうど見ごろであったので、周囲の明るさや咲いている向きを調整しての撮影となった。
無事トウゴクミツバツツジの花を撮影することができた。

トウゴクミツバツツジの花トウゴクミツバツツジの花(上の2点ともトウゴクミツバツツジの花)

トウゴクミツバツツジの葉(トウゴクミツバツツジの葉)



トウゴクミツバツツジ(ツツジ科)花期4~5月
分布 本州(東北~近畿地方)
山地の林内に生え、3mほどの高さになる。
新しい葉が展開するころに花も咲く。
花は直径3~4cmで、長短があり、花糸(かし)は無毛。
ちなみに花糸とは、雄しべのことをいう。
雄しべの花柱(かちゅう)には下半分に白い毛が密に生え、子房(しぼう)にも軟らかい毛が密生するのが特徴。
ちなみに花柱とは、雌しべ本体をいう。
また子房とは、花の雌しべの下の端(はし)のふくらんでいる部分をいい、受精すると果実になる。
花柄にも軟らかい毛が密生する。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


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