・トウカイスミレの花・フモトスミレとの違いを紹介・トウカイスミレを見た経験談しています。
トウカイスミレの花を初めて見た日
トウカイスミレの花を初めて見たのは、2024年4月25日に、神奈川県・箱根三国山で見ることができた。
(トウカイスミレの花)
トウカイスミレの名前の由来
トウカイスミレの名前の由来は、東海地方のスミレの意味で名付けられた。
トウカイスミレの生えている場所
トウカイスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高1000m前後の山地のブナ林下に生えているのを確認することができた。
フモトスミレとの違い
厄介なのが、同じような場所に生えるフモトスミレによく似ていて、判別が難しいと感じる。
まず葉っぱの裏の色
- フモトスミレ 紫色
- トウカイスミレ 緑色
次に花の色
- フモトスミレ 白色
- トウカイスミレ 淡い紫色
(参考 フモトスミレの花)
(トウカイスミレの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
フモトスミレの記事はこちらからどうぞ
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トウカイスミレを見た経験談
2024年4月25日、トウカイスミレ・シコクスミレの花を目当てに、神奈川県・箱根三国山を訪れる。
箱根三国山へ向かう尾根道を歩いていると、小さいスミレの花が目に入った。
近づいてみると、葉っぱが円形であることから、トウカイスミレの花であることがわかった。
(トウカイスミレの花)
(トウカイスミレの葉)
トウカイスミレの花を初めて見たとき、パッと見ると白色であるが、よく見ると花びら外側が紫色を帯びている。
(トウカイスミレの花)
トウカイスミレの花の大きさは直径1cmとかなり小さく、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、花は紫色を帯びていて、名前や特徴を知ると、目につきやすくなる。
(トウカイスミレの花)
箱根三国山を歩いていたとき、トウカイスミレは点々と生えていて、なかにはフモトスミレと混じって生えているものもあり、紛らわしいと感じた。
トウカイスミレは以前、ヒメミヤマスミレと同じものとされていたが、静岡県の植物研究家・杉本順一により別種とされた。
まだ正式な記載は無い。
しかし、自分みたいな素人がトウカイスミレとヒメミヤマスミレを一瞬で判別するのは難しいと感じる。
トウカイスミレの花は点々と咲いていたが、登山道に向いて咲いているものは1輪しか無かった。
ただ初めて見るスミレの花に興奮してしまい、夢中に撮影してしまう。
今後の宿題として、トウカイスミレの葉っぱの裏を撮影することである。
(トウカイスミレの花)
トウカイスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 本州(関東地方以西の太平洋側)・四国
唇弁(しんべん)が他の弁と同じか少し大きく、側弁基部に毛が無い。
ちなみに唇弁とは、くちびる状の花びらを指す。
萼片(がくへん)の付属体が目立つ。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
(スミレハンドブック参照)
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