・ヤマネコノメソウの花・ネコノメソウとの違いを紹介しています。
ヤマネコノメソウの花を初めて見た日
ヤマネコノメソウの花を初めて見たのは、2017年2月25日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ヤマネコノメソウの花 2024年2月29日撮影)
ヤマネコノメソウの名前の由来
ヤマネコノメソウの名前の由来は、花の後に裂けて開いた果実が、ネコの目に似ているところから名付けられた。
ヤマネコノメソウの花言葉
ヤマネコノメソウの花言葉は、「変化」
ヤマネコノメソウの生えている場所
ヤマネコノメソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、沢沿い近くの湿った場所に生えているのを確認することができた。
ネコノメソウとの違い
厄介なのが、ネコノメソウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.葉っぱの生え方
- ネコノメソウ 対生
- ヤマネコノメソウ 互生
2.茎の毛の有無
- ネコノメソウ 無毛
- ヤマネコノメソウ まばらに毛がある
(参考 ネコノメソウの花)
(ヤマネコノメソウの花)
両者の違いは、上記の2点と植物観察を何回もこなせば、花の違いでわかるようになる。
ネコノメソウの記事はこちらからどうぞ
ネコノメソウの花・ネコノメソウに似ている花とのを紹介しています。
ヤマネコノメソウを見た経験談
2024年2月29日、アオイスミレの花を目当てに、東京都八王子市・高尾日影沢を訪れる。
アオイスミレの花を見ることができたので、高尾駅に向かって、小仏川沿いを歩く。
小仏川沿いを歩いていると、川の近くに、緑色の小さな花が咲いているのが目に入る。
近づいてみると、ヤマネコノメソウの花が咲いているのを確認することができた。
(ヤマネコノメソウの花 2024年2月29日撮影)
ヤマネコノメソウの花は、緑色で大きさは4~5mmと小さいこともあり、名前や特徴を知らないと見逃してしまう。
しかし、ヤマネコノメソウはネコノメソウの仲間なので、花をよく見ると、黄色の葯(やく)がネコの目に見えて、可愛い印象を受ける。
ちなみに葯とは、雄しべの先の花粉が入った袋をいう。
(ヤマネコノメソウの花 2024年2月29日撮影)
ヤマネコノメソウの花が咲き出すと、春が目の前であることを実感する。
また高尾の花のシーズンの幕開けでもある。
(ヤマネコノメソウの花 2024年2月29日撮影)
ヤマネコノメソウは「ヤマ」と表記されているが、里山や浅い山に多く、深山には少ない。
ヤマネコノメソウの花が咲き始めであり、咲いているものを選んで、撮影することができた。
今後の宿題として、ヤマネコノメソウの葉っぱの生え方(互生)を撮影することである。
(ヤマネコノメソウの花 2024年2月29日撮影)
ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)花期3~4月
分布 北海道・本州・四国・九州
山麓から低地にかけて、ごく普通に見かける最も量の多いネコノメソウである。
少し湿り気があれば、人里の石垣から林緑まで、生える場所をあまり選ばない。
種子は1mm以下である。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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