・フジバカマの花・フジバカマに似ている花(サワヒヨドリ・ヨツバヒヨドリ)との違い・フジバカマを見た経験談を紹介しています。
フジバカマの花を初めて見た日
フジバカマの花を初めて見たのは、2022年10月1日に、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原で見ることができた。
(フジバカマの花)
フジバカマの名前の由来
フジバカマの名前の由来は、花びらが藤色の袴(はかま)に似ているところから名付けられたとされている。
個人的にフジバカマの花を見ていると、名前の由来の着物の袴にどう考えても見える気がしない。
ちなみにフジバカマは秋の七草の1つである。
フジバカマの花言葉
フジバカマの花言葉は、「あの日を思い出す」や「遅れ」・「ためらい」・「躊躇」
フジバカマの生えている場所
フジバカマの生えている場所は、自分が見た限りでは、氾濫(はんらん)しそうな河原に群生して生えているのを確認することができた。
しかし、自然公園や植物園に植えられているフジバカマを見ていて、自生のものより、花の色が赤みが強いと感じる。
サワヒヨドリ・ヨツバヒヨドリの違い
厄介なのが、同じ仲間のサワヒヨドリやヨツバヒヨドリの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの生えかたや柄の有無
- サワヒヨドリ 葉っぱに柄が無く、対生
- ヨツバヒヨドリ 葉っぱは基本4枚で構成され、輪生
- フジバカマ 下部の葉っぱは3裂し、対生
(参考 サワヒヨドリの葉)
(参考 ヨツバヒヨドリの葉)
(フジバカマの葉)
(参考 サワヒヨドリの花)
(参考 ヨツバヒヨドリの花)
(フジバカマの花)
ヒヨドリバナ類の判別に迷ったとき、葉っぱの生えかたや柄の有無を確認すると、間違えることは無い。
サワヒヨドリの記事はこちらからどうぞ
[blogcard url=”http://hoteiran1.com/sawahiyodori/”]ヨツバヒヨドリの記事はこちらからどうぞ
[blogcard url=”https://hoteiran1.com/yotubahiyodori/”]フジバカマを見た経験談
2021年10月半ば、埼玉県さいたま市桜区・田島ヶ原を訪れたとき、フジバカマの花が完全に枯れている姿であった。
来年(2022年)はフジバカマの花が、どうしても見たいと思うようになる。
2022年10月に入り、去年(2021年)より半月早く行けば、フジバカマの花が咲いていると思い、再び田島ヶ原を訪れる。
田島ヶ原を散策していると、モジャモジャした花が目に飛び込む。
近づいてみると、フジバカマの花が咲いているのを確認することができた。
(フジバカマの花)
フジバカマの花を初めて見たときは、自生のものは花の色が淡く、「自然に生えている花だぁ」と感じた。
またフジバカマの花を見ていて、自生のもののほうが、どこかたくましくて、綺麗だと思った。
(フジバカマの花)
自分が10月上旬に田島ヶ原を訪れたときは、フジバカマの花はだいぶ終わりに近づいていて、咲き残りや遅咲きの株が少しある程度であった。
9月半ばに田島ヶ原を訪れていれば、フジバカマの花は最盛期であったと感じた。
(フジバカマの花)
ちなみに自生のフジバカマは、株数が極めて少なく、国の絶滅危惧種に指定されている。
自生のフジバカマは、野焼きをして、手入れされている河原に多い。
自生のフジバカマの花をやっと見ることができて嬉しく思い、20枚近く被写体を撮影した。
無事フジバカマの花を撮影することができた。
(フジバカマの花)
(フジバカマの全体像)
(フジバカマの葉)
フジバカマ(キク科)花期8~9月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州
準絶滅危惧(NT)
葉の付け根が3裂するのが特徴。
河原の土手などに肥沃(ひよく)な場所に生える。
香りがよいので、匂い袋に入れられる。
生乾きのときは、特に強い香りがする。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村