・ニッコウキスゲの花・ムサシノキスゲとの違い・ニッコウキスゲを見た経験談を紹介しています。
ニッコウキスゲの花を初めて見た日
ニッコウキスゲの花を初めて見たのは、2023年6月19日に、長野県南牧村・平沢峠で見ることができた。
(ニッコウキスゲの花)
ニッコウキスゲの名前の由来
ニッコウキスゲの名前の由来は、栃木県日光に群生地があり、花は黄色を帯び、葉っぱの姿がスゲの仲間のカサスゲに似ているところから名付けられたとされている。
別名 ゼンテイカの名前の由来は、この花が自生する日光・戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたことによる。
ニッコウキスゲの花言葉
ニッコウキスゲの花言葉は、「日々あらたに」・「心安らぐ人」
ニッコウキスゲの生えている場所
ニッコウキスゲの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草原や岩が露出した場所に群生して生えているのを確認することができた。
ムサシノキスゲとの違い
厄介なのが、ムサシノキスゲの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず花が咲く時間帯
- ムサシノキスゲ 翌日まで咲く
- ニッコウキスゲ 朝に開いて、夕方にしぼむ。
また開花時期も異なり
- ムサシノキスゲ 4~5月
- ニッコウキスゲ 5月終わり~真夏
(参考 ムサシノキスゲの花)
(ニッコウキスゲの花)
さらに葉っぱの幅も違い、ニッコウキスゲより、ムサシノキスゲの葉っぱのほうが太く見える。
(参考 ムサシノキスゲの葉)
(ニッコウキスゲの葉)
両者の違いは、開花時期の違い・葉っぱの幅で判別することができる。
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ニッコウキスゲを見た経験談
2023年6月19日、山の花を探しに、長野県南牧村・野辺山を訪れる。
平沢峠に着いて、鹿柵を開けると、開けた場所に出る。
開けた場所をウロウロしていると、オレンジ色のユリの花が目に飛び込む。
近づいてみると、ニッコウキスゲの花が全体的に咲き始めであった。
(ニッコウキスゲの花)
ニッコウキスゲの花を初めて見たとき、鮮やかな黄色の花は夏の季節にマッチしていると、現地で実感することができた。
(ニッコウキスゲの花)
ニッコウキスゲの花は、図鑑やインターネットで見ていたが、現地で実物を見ると、鮮やかな黄色の花は綺麗だと感じた。
(ニッコウキスゲの花)
自宅に帰宅して、ニッコウキスゲのことを調べていると、花は1日しか咲かないがわかった。
よく考えてみると、夏の花は1日しか咲かないものが多いと実感する。
ニッコウキスゲの葉っぱは、花の大きさとは違って、かなり細長い。
(ニッコウキスゲの葉)
ニッコウキスゲは植物名の頭に「ニッコウ」と表記されているが、分布域は本州・中部地方以北に生えている。
また、ニッコウキスゲは、地域によっては生態が違い、別の種類に区別している。
例 エゾカンゾウ・トビシマカンゾウ
平沢峠のニッコウキスゲは、草原や岩が露出した場所に、点々と生えていた。
しかし、ニッコウキスゲの群落で有名な長野県霧ヶ峰・車山では、草原一面にニッコウキスゲの花で埋め尽くされる。
ニッコウキスゲの花が全体的に咲き始めであり、長年の憧れの花を見れたことを嬉しく思い、日差しが強いなか、興奮して被写体を撮影した。
余談であるが、平沢峠や近くの飯盛山で、ニッコウキスゲの花を目当てに訪れた登山者をちらほら見かけた。
無事ニッコウキスゲの花を撮影することができた。
(ニッコウキスゲの花)
ニッコウキスゲ(ユリ科 APG分類ではススキノキ科)花期5~8月
分布 本州(中部地方以北)
高原の花としてよく知られた花で、大群落となる。
山地の渓谷の岩場から亜高山帯の草原まで、分布の幅が広い。
高さは70cmほどになり、ラッパ形の花を次々と咲かせる。
ハッキリと識別できる花柄があるのが特徴。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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