ノジスミレの花

ノジスミレの花ノジスミレに似ている花(コスミレスミレヒナスミレ)との違いノジスミレを見た経験談を紹介しています。

ノジスミレの花を初めて見た日

ノジスミレの花を初めて見たのは、2016年3月31日に、東京都八王子市・北野街道沿いの道ばたで見ることができた。

ノジスミレの花(ノジスミレの花 2024年3月24日撮影)

ノジスミレの名前の由来

ノジスミレの名前の由来は、道ばたや野原の日当たりのよい場所に生えることから名付けられた。

ノジスミレの花言葉

ノジスミレの花言葉は、「小さな愛」・「気難しい」

ノジスミレの生えている場所

ノジスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、道ばたにたくさん生えているのを確認することができた。

ノジスミレに似ている花

ノジスミレに似ている花の違いをまとめました。

コスミレとの違い

厄介なのが、コスミレによく似ていて、判別が難しいと感じる。

まず花の色の違い

  • コスミレ 淡紫色~淡紅紫色
  • ノジスミレ 紅紫色

コスミレの花(参考 コスミレの花)

ノジスミレの花(ノジスミレの花)

次に葉っぱの形の違い

  • コスミレ 長い卵形
  • ノジスミレ 披針形

コスミレの葉(参考 コスミレの葉)

ノジスミレの葉(ノジスミレの葉)

両者の違いは、上記の2点は区別するときの大まかなポイントであるが、変異が多く、最終的に現地で植物観察をこなすことで、雰囲気でわかるようになる。

コスミレの記事はこちらからどうぞ

スミレとの違い

厄介なのが、スミレによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.花の形

  • スミレ 全体がスッキリしている
  • ノジスミレ 縁が波を打っている

2.花の側弁・基部 毛の有無

  • スミレ 有る
  • ノジスミレ 無い

スミレの花(参考 スミレの花)

ノジスミレの花(ノジスミレの花)

3.葉っぱの形

  • スミレ へら形
  • ノジスミレ 披針形

4.葉柄の翼(よく)の有無

  • スミレ 有り
  • ノジスミレ ほとんど無い

ちなみにとは、葉柄の両側につく、ヒレ状のものをいう。

スミレの葉(参考 スミレの葉)

ノジスミレの葉(ノジスミレの葉)

両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。

スミレの記事はこちらからどうぞ

ヒメスミレとの違い

厄介なのが、ヒメスミレと同じような場所に生えるが、明らかに違う。

違いは花の大きさ

  • ヒメスミレ 直径1~1.5cm
  • ノジスミレ 直径1.5cm

ヒメスミレの花(参考 ヒメスミレの花)

ノジスミレの花(ノジスミレの花)

両者の違いは、現地で花の大きさを見比べると、すぐにわかる。

ヒメスミレの記事はこちらからどうぞ

ノジスミレを見た経験談

2024年3月24日、自転車で買い物に向かう途中、神奈川県川崎市中原区・下小田中3丁目付近に差し掛かる。
自転車で走行中、道ばたに紫色のスミレの花が目に入る。
近づいてみると、葉っぱが披針形であることから、ノジスミレの花とわかった。

ノジスミレの花(ノジスミレの花 2024年3月24日撮影)

ノジスミレの葉(ノジスミレの葉)

ノジスミレの花は基本・青紫色で、変異が多く、淡い紫色白色に近いものがある。

ノジスミレの淡い紫色の花(ノジスミレの淡い紫色の花)

ノジスミレの花は青紫色なので、名前や特徴を知っていると、たくさん咲いていることから、目につきやすい

ノジスミレの花(ノジスミレの花 2024年3月24日撮影)

ノジスミレの花は綺麗というより、アスファルトのすき間に生えているので、たくましさを感じる
自分が見ている花ブログで、ヒメスミレ同様に、アスファルトのすき間に生えている姿をド根性スミレと称したのは面白いと思った。

ノジスミレは名前の由来のとおり、道ばたに生えているので、植物名に納得できる。

ノジスミレの花がたくさん咲いていたことから、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。

ノジスミレの花(ノジスミレの花 2024年3月24日撮影)



ノジスミレ(スミレ科)花期3~4月
分布 本州・四国・九州
全体に白くて、細かい毛が生えるのが特徴。
花は紫色だが、花びらに濃いすじが何本もあるので、かすれた感じに見える。
個体により、花の色の濃淡があるが、スミレに比べると、明らかに花の色は淡い。
葉の先がとがるので、円くなるスミレと区別できる。
高さは10cmほどになる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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