イヌゴマの花

イヌゴマの花クルマバナとの違いイヌゴマを見た経験談を紹介しています。

イヌゴマの花を初めて見た日

イヌゴマの花を初めて見たのは、2017年8月27日に、千葉県山武市・成東東金食虫植物群落で見ることができた。

イヌゴマの花(イヌゴマの花 2024年7月2日撮影)

イヌゴマの名前の由来

イヌゴマの名前の由来は、果実の形がゴマに似ているが、食べられないことから名付けられた。
植物名にイヌキツネと表記されるものは、役に立たないものに使われる。

別名 チョロギダマシ

イヌゴマの花言葉

イヌゴマの花言葉は、「善良」・「正直」

イヌゴマの生えている場所

イヌゴマの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿り気のある場所に生えているのを確認することができた。

クルマバナとの違い

厄介なのが、クルマバナによく似ていて、判別が難しいと感じる。

違いはまず花の付き方

  • クルマバナ 茎の周りに輪状につける
  • イヌゴマ 茎の先端に房状につける

クルマバナの花(参考 クルマバナの花)

イヌゴマの花(イヌゴマの花)

また葉っぱの形も違い

  • クルマバナ 卵形~長い卵形・幅が広い
  • イヌゴマ 三角状披針形・細長い

クルマバナの葉(参考 クルマバナの葉)

イヌゴマの葉(イヌゴマの葉)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

クルマバナの記事はこちらからどうぞ

クルマバナを見た経験談

2024年7月2日、タシロランの花を目当てに、神奈川県横浜市緑区・四季の森公園を訪れる。
公園内・はす池をウロウロしていると、道沿いにピンク色の花がちらほら目に入る。
近づいてみると、イヌゴマの花が咲いているのを確認することができた。

イヌゴマの花(イヌゴマの花 2024年7月2日撮影)

イヌゴマの花はピンク色で目立つが、夏の花ではなぜか地味な部類に入ってしまう。
しかし、イヌゴマは名前や特徴を知ると、ピンク色の花目につきやすくなる

イヌゴマの花(イヌゴマの花 2024年7月2日撮影)

イヌゴマの花が咲き出すと、真夏が来たことを実感する

イヌゴマの花(イヌゴマの花 2024年7月2日撮影)

イヌゴマは開発などの影響によって、株数が減少し、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。

四季の森公園のイヌゴマの花はちょうど見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

イヌゴマの花(イヌゴマの花 2024年7月2日撮影)


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イヌゴマ(シソ科)花期7~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
山野の湿り気のある場所に生え、高さは50cmほどになる。
茎は四角で、下向きの硬いトゲ状の毛があるのが特徴。
葉にも細かな毛があって、触るとざらつく。
花は輪生して、段々につく。
花の形は唇形で、上下2つに分かれる。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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