・ナガバノコウヤボウキの花・コウヤボウキとの違い・ナガバノコウヤボウキを見た経験談を紹介しています。
ナガバノコウヤボウキの花を初めて見た日
ナガバノコウヤボウキの花を初めて見たのは、2016年7月28日に、東京都奥多摩・御岳山で見ることができた。
(ナガバノコウヤボウキの花 2024年8月24日撮影)
ナガバノコウヤボウキの名前の由来
ナガバノコウヤボウキの名前の由来は、コウヤボウキの葉っぱは卵形だが、ナガバノコウヤボウキの葉っぱは細長いことから名付けられた。
ナガバノコウヤボウキの花言葉
ナガバノコウヤボウキの花言葉は、「躊躇(ちゅうちょ)」
ナガバノコウヤボウキの生えている場所
ナガバノコウヤボウキの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地や丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
コウヤボウキとの違い
厄介なのが、コウヤボウキの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花期
- コウヤボウキ 9~11月(主に晩秋)
- ナガバノコウヤボウキ 8~10月(主に夏~初秋)
2.葉っぱの形
- コウヤボウキ 卵形
- ナガバノコウヤボウキ 狭い卵形~長楕円形
(参考 コウヤボウキの葉)
(ナガバノコウヤボウキの葉)
3.花の付き方
- コウヤボウキ 1年枝の先端に、1個のみ咲く
- ナガバノコウヤボウキ 2年枝の節ごとに咲く
(参考 コウヤボウキの花)
(ナガバノコウヤボウキの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
コウヤボウキの記事はこちらからどうぞ
コウヤボウキの花を紹介しています。
ナガバノコウヤボウキを見た経験談
2024年8月24日、ナガバノコウヤボウキの花を目当てに、東京都町田市・大戸緑地を訪れる。
緑地内・雨乞い場の碑~伐採地を歩いていると、白色のモジャモジャした花がちらほら咲いているのが目に入る。
よく見ると、ナガバノコウヤボウキの花が咲いているのを確認することができた。
(ナガバノコウヤボウキの花 2024年8月24日撮影)
ナガバノコウヤボウキの花を見ていると、コウヤボウキの花によく似ている。
しかし、花期や葉っぱの形が明らかに違うので、素人の自分でも容易に判別できる。
ちなみにナガバノコウヤボウキの花は、葉っぱの上に乗るように咲く。
(ナガバノコウヤボウキの花 2024年8月24日撮影)
ナガバノコウヤボウキの花は、コウヤボウキ同様に「モジャモジャした花が面白いなぁ~」と感じる。
また白色のモジャモジャした花が、たくさん咲いていると目立つ。
(ナガバノコウヤボウキの花 2024年8月24日撮影)
(ナガバノコウヤボウキの全体像)
ナガバノコウヤボウキの葉っぱは、コウヤボウキに比べて細長く、硬いこともあり、光沢があるように見える。
(ナガバノコウヤボウキの葉)
大戸緑地のナガバノコウヤボウキの花は咲き始めで、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
(ナガバノコウヤボウキの花 2024年8月24日撮影)
ナガバノコウヤボウキ(キク科)花期8~10月
分布 本州・四国・九州
花の付け根に5枚ほどの葉が、円くつくのが特徴。
蛇紋岩地に多い傾向があるが、その他の山地にも生える。
日当たりのよい乾燥気味の場所に多く、高さは1mほどになる。
花の直径は2cmほどである。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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