ハキダメギクの花

ハキダメギクの花コゴメギクとの違いハキダメギクを見た経験談を紹介しています。

ハキダメギクの花を初めて見た日

ハキダメギクの花を初めて見たのは、2016年9月27日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギクの名前の由来

ハキダメギクの名前の由来は、東京都世田谷区のゴミ捨て場で見つかったことから、植物学者・牧野富太郎が名付けた。
ちなみに掃きだめとは、ゴミ捨て場をいう。

ハキダメギクの花言葉

ハキダメギクの花言葉は、「不屈の精神」・「豊富」・「努力」

ハキダメギクの生えている場所

ハキダメギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい道ばたに生えているのを確認することができた。

コゴメギクとの違い

厄介なのが、コゴメギクの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.花びらの大きさ

  • コゴメギク 1.3mmと小さく、花びらと花びらの間隔が広い
  • ハキダメギク コゴメギクより大きく、花びらと花びらの間隔が狭い

コゴメギクの花(参考 コゴメギクの花)

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花)

2.葉っぱの形

  • コゴメギク 縁はあまりギザギザしない
  • ハキダメギク 縁はギザギザしている

コゴメギクの葉(参考 コゴメギクの葉)

ハキダメギクの葉(ハキダメギクの葉)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

コゴメギクの記事はこちらからどうぞ

ハキダメギクを見た経験談

2024年11月23日、キッコウハグマ閉鎖花を目当てに、神奈川県川崎市多摩区・生田緑地を訪れる。
緑地内・とんもり谷戸を歩いていると、道ばたに白色の小さい花が目に入った。
近づいてみると、ハキダメギクの花が咲いているのを確認することができた。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギクの花びら白色で小さく、花全体が可愛い印象を受ける
しかし、花の大きさが5mmと小さいことから、名前や特徴を知らないと見逃してしまう。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギクの花期は、図鑑・『山渓フィールドブックス 秋の野草』によると、5~12月と掲載されている。
しかし、川崎市では温暖な気候であることから、ハキダメギクの花1年中見ることができる。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギクの花冬にも咲くことから、花が少なすぎる冬では、ある意味貴重な花と言える。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギク花が可愛いにも関わらず、名前の由来を考えると、気の毒に思えてしまう。
またハキダメギクと並び、気の毒な植物名の代表例として、ヘクソカズラママコノシリヌグイが挙げられる。

ちなみにハキダメギク繁殖力が強く、雑草扱いであり、駆除の対象となっている。

生田緑地のハキダメギクの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

ハキダメギクの花(ハキダメギクの花 2024年11月23日撮影)

ハキダメギクの全体像(ハキダメギクの全体像)


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ハキダメギク(キク科)花期5~12月
北アメリカ原産
1年草。
畑などの養分の豊富な場所では高さ50cmほどになるが、砂利道などに生えたもの・真冬に花を咲かせる株などは10cmほどのことが多い。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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