ハナタデの花を紹介しています。

ハナタデの花を初めて見た日

ハナタデの花を初めて見たのは、2019年10月2日で、場所は川崎市中原区の中原区市民健康の森で見ることができた。

ハナタデの花(ハナタデの花 2022年10月15日撮影)

ハナタデの名前の由来

ハナタデの名前の由来は、漢字表記は「花蓼(はなたで)」で、花が梅花状に開く様子から名付けられたとされている。
草むらのような場所に生えるところから別名はヤブタデである。

ハナタデの生えている場所

ハナタデの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野の林下の湿り気の多い場所に群生して生えているのを確認することができた。

イヌタデとの違い

厄介なのが、花付きが似ている同じ仲間のイヌタデがあり、植物観察を始めたときは判別が難しいと感じる。
違いはまず生えている場所で、イヌタデは日当たりのよい場所に生えるに対して、ハナタデは山野の湿り気のある場所に生える。

また花の色にも違いがあり、イヌタデは赤色であるのに対して、ハナタデは白色である。

イヌタデの花(参考 イヌタデの花)

ハナタデの花(ハナタデの花)

両者の違いは、実際に植物観察を何度もこなせばわかるようになる。

 

サクラタデとの違い

同じ仲間のサクラタデと花の色・白色が同じで、さらに花のつき方も似ているので、植物観察を始めたときは判別が難しい。

違いは花のつき方で、サクラタデは集まって咲いているのに対して、ハナタデはまばらにつく
また花の大きさにも違いがあり、サクラタデの花は直径8mmとタデ科のなかでは目立つのに対して、ハナタデは直径2~3mmと小さい。

サクラタデの花(参考 サクラタデの花)

ハナタデの花(ハナタデの花)

両者の違いは、植物観察を何回もこなせばわかるようになってくる。

ハナタデを見た経験談

2022年10月15日に、タニジャコウソウの花を目当てに神奈川県葉山町の森戸川林道を訪れた。
林道に入り少し進むと、白色の小さなタデ科の花が目に飛び込んできた。
近づいて見ると、ハナタデの花がたくさん咲いているのを確認することができた。

ハナタデの花(ハナタデの花 2022年10月15日撮影)

ハナタデはごく普通に生えていて、地味な印象がある。
しかし、白色のまばらな花付きがどことなく季節感があり、見方によっては風流にも感じる。

ハナタデの花は直径2mmほどと小さいので、全体像を撮影するのは簡単であるが、花1つ1つをピントを合わせて撮影するの手間取ってしまった。
無事ハナタデの花を撮影することができた。

ハナタデの花(ハナタデの花 2022年10月15日撮影)

ハナタデの全体像(ハナタデの全体像)

ハナタデの葉(ハナタデの葉)

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ハナタデ(タデ科)花期8~10月
分布 日本全土
タデの仲間ではいちばん小さく繊細である。
大きくなっても60cmほどで、普通は30cmほどである。
山野の林縁や草やぶなどに生える。
綺麗に開くものはなく、ほとんどがつぼみのような形をしている。
タデのなかでは色が淡く白っぽく見える。
茎は細く無毛で、下部は地を這う。
葉は互生し、先端が急に細くなる特徴がある。
花言葉は「愛くるしい」
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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