ノミノフスマの花

ノミノフスマの花ノミノフスマに似ている花(オオヤマフスマハコベ)との違いノミノフスマを見た経験談を紹介しています。

ノミノフスマの花を初めて見た日

ノミノフスマの花を初めて見たのは、2016年3月31日に、東京都八王子市・長沼公園で見ることができた。

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花 2024年4月6日撮影)

ノミノフスマの名前の由来

ノミノフスマの名前の由来は、衾(ふすま)は布団のこと。
小さい葉っぱをノミの布団に例えたところから名付けられた。

ノミノフスマの花言葉

ノミノフスマの花言葉は、「意外な思い」・「いじらしい」

ノミノフスマの生えている場所

ノミノフスマの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい田んぼ・畑のふちに群生しているのを確認することができた。

ノミノフスマに似ている花

ノミノフスマに似ている花との違いをまとめました。

オオヤマフスマとの違い

厄介なのが、オオヤマフスマの花に少し似ている。

1.生えている場所

  • オオヤマフスマ 山地の草原・道ばた
  • ノミノフスマ 日当たりのよい田んぼ・畑のふち

2.花期

  • オオヤマフスマ 6~8月
  • ノミノフスマ 4~10月(メインは春)

3.花びら

  • オオヤマフスマ 5枚
  • ノミノフスマ 10枚のように見えるが、5枚に構成

オオヤマフスマの花(参考 オオヤマフスマの花)

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

オオヤマフスマの記事はこちらからどうぞ

ハコベ(コハコベ)との違い

厄介なのが、ハコベ(コハコベ)の花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.生えている場所

  • ハコベ(コハコベ) 道ばた
  • ノミノフスマ 日当たりのよい田んぼ・畑のふち

2.花びらの長さ

  • ハコベ(コハコベ) 萼片(がくへん)とほぼ同じ
  • ノミノフスマ 萼片より長い

ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。

コハコベの花(参考 ハコベの花)

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ハコベ(コハコベ)の記事はこちらからどうぞ

ノミノフスマを見た経験談

2024年4月6日、アカネスミレの花を目当てに、東京都八王子市・滝山丘陵を訪れる。

滝山丘陵に向かう途中、高月水田を歩いていると、田んぼのふちに、白色の小さい花がたくさん咲いているのが目に飛び込む。
近づいてみると、ノミノフスマの花が咲いているのを確認することができた。

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花 2024年4月6日撮影)

ノミノフスマの全体像(ノミノフスマの全体像)

ノミノフスマの花白色で、大きさは7mmと小さいが、群生して咲いていると、かなり目立つ。

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花 2024年4月6日撮影)

ノミノフスマの全体像(ノミノフスマの全体像)

ノミノフスマの白色の花は、上品な印象を受ける
またノミノフスマの花が咲くと、春本番であることを実感する。

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花 2024年4月6日撮影)

ノミノフスマの白色の花は綺麗であるが、田んぼ畑のふちに広がって生えていることから、雑草扱いである。

厄介なのが、ノミノツヅリと名前がよく似ていて、毎年頭を悩ませる。
念のため、図鑑で両者の名前や特徴を確認する。

高月水田のノミノフスマの花は見ごろを迎え、花付きのよい群落を選んで、撮影することができた。
今後の宿題として、ノミノフスマの葉っぱを撮影することである。

ノミノフスマの花(ノミノフスマの花 2024年4月6日撮影)


スポンサーリンク

ノミノフスマ(ナデシコ科)花期4~10月
分布 日本全土
水田や畑などに生え、地面に放射状に花茎を広げて、円い座布団のようになる。
葉は白っぽい緑色で、茎に対生する。
花の最盛期は春だが、ポツポツ咲いて、秋まで見られる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村