
・ミツバアケビの花・アケビとの違い・ミツバアケビを見た経験談を紹介しています。
ミツバアケビの花を初めて見た日
ミツバアケビの花を初めて見たのは、2019年4月7日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ミツバアケビの花 2025年4月7日撮影)
ミツバアケビの名前の由来
ミツバアケビの名前の由来は、まずミツバについて、葉っぱが3枚で構成されていることから。
次にアケビについては、果実の色に由来する朱実(あけみ)からきた説が1つ。
また果実が熟すと、口を開くところから開け実の説がある。
ミツバアケビの花言葉
ミツバアケビの花言葉は、「才能」・「唯一の恋」・「誘惑」・「生命力」
ミツバアケビの生えている場所
ミツバアケビの生えている場所は、自分が見た限りでは、山野で他の植物に絡まって生えているのを確認することができた。
アケビとの違い
厄介なのが、アケビの花に似ていて、判別が少し難しい。
1.花の色
- アケビ 淡い紫色
- ミツバアケビ 濃い紫色
(参考 アケビの花)
(ミツバアケビの花)
2.葉っぱの特徴
- アケビ 小葉が5枚
- ミツバアケビ 小葉が3枚
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉っぱをいう。
(参考 アケビの葉)
(ミツバアケビの葉)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
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ミツバアケビを見た経験談
2025年4月7日、センボンヤリの花を目当てに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
センボンヤリの花を見ることができたので、彫刻広場で休憩する。
ジュースの缶を捨てに行く途中、はす沼を通ると、濃い紫色の花が目に入った。
近づいてみると、ミツバアケビの花が咲いているのを確認することができた。
(ミツバアケビの花 2025年4月7日撮影)
ミツバアケビの花は、雄花と雌花に分かれる。
雄花は地味であり、ブドウをかなり小さくしたような形。
次に雌花は花らしい形をしている。
(ミツバアケビの雄花)
(ミツバアケビの雌花)
ミツバアケビの雌花は目に入りやすいが、雄花は大きさが1.5cmであることから、図鑑やインターネットで特徴を知らないと、見逃してしまう。
(ミツバアケビの雌花)
ミツバアケビの葉っぱは、名前の由来どおり、3枚で構成されていて、わかりやすい。
(ミツバアケビの葉)
ミツバアケビは、他の植物に絡まって生えていることが多い。
自分が片倉城跡公園で、ミツバアケビを見たとき、他の植物に絡まって、たくましく生えていた。
(ミツバアケビの全体像)
ちなみにミツバアケビの新芽は、山菜として、新潟県全域・山形県の一部で食用されている。
片倉城跡公園のミツバアケビの花は咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
ただミツバアケビの花は、濃い紫色であることから、周囲の明るさに合わせて、撮影するのに苦労する。
今後の宿題として、ミツバアケビの実を撮影することである。
(ミツバアケビの花 2025年4月7日撮影)
ミツバアケビ(アケビ科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
落葉性のつる植物。
枝は灰黒褐色、右巻きで無毛。
葉は互生し、卵形~広い卵形、長さ2~6cm・幅1.5~4cm。
葉の基部はまるく、縁には少数の波状のギザギザがある。
葉柄は長さ2~14cm。
花は雌雄異株で、葉腋(ようえき)から総状花序となって、垂れ下がり、基部に1~3個の雌花・先端に十数個の雄花をつける。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
花びらは無く、花びら状の萼片(がくへん)が3個あり、雄花は大きさ1.5cm・花柄2~4cm・雌しべは短い円柱形で3~6個ある。
ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。
雌花は大きさ4~5mm・花柄は長さ約3mm・雄しべが6個ある。
果実は長楕円形、長さ約10cm、熟すと紫色を帯びる。
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