クロガネモチの実

クロガネモチの実クロガネモチに似ている植物(ソヨゴトキワサンザシ)との違いクロガネモチを見た経験談を紹介しています。

クロガネモチの実を初めて見た日

クロガネモチの実を初めて見たのは、2025年12月13日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

クロガネモチの実(クロガネモチの実)

クロガネモチの名前の由来

クロガネモチの名前の由来は、葉っぱや枝が黒ずんでいるところから名付けられた。
別名 フクラシバフクラモチ

クロガネモチの花言葉

クロガネモチの花言葉は、「魅力」・「寛容」・「執着」・「仕掛け」

クロガネモチの生えている場所

クロガネモチの生えている場所は、自生のものは、暖地の山野の林内に生えている。
ただクロガネモチは植えられていることが多く、自分が見た限りでは、江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

クロガネモチに似ている植物

クロガネモチに似ている植物をまとめました。

ソヨゴとの違い

厄介なのが、ソヨゴによく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.葉っぱの縁・波打ち具合

  • ソヨゴ 大きく波打つ
  • クロガネモチ あまり波打たない

2.葉っぱの下・脈の色

  • ソヨゴ 明るい黄色
  • クロガネモチ 緑色~わずかな黄色

ソヨゴの葉(参考 ソヨゴの葉)

クロガネモチの葉(クロガネモチの葉)

ソヨゴの実(参考 ソヨゴの実)

クロガネモチの実(クロガネモチの実)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ソヨゴの記事はこちらからどうぞ

トキワサンザシ(ピラカンサ)との違い

厄介なのが、トキワサンザシ(ピラカンサ)の実に似ている。

1.分類

  • トキワサンザシ バラ科
  • クロガネモチ モチノキ科

2.葉っぱの形

  • トキワサンザシ 倒披針形~狭い倒披針形
  • クロガネモチ 楕円形

トキワサンザシの葉(参考 トキワサンザシの葉)

クロガネモチの葉(クロガネモチの葉)

3.木の高さ

  • トキワサンザシ 2~6m
  • クロガネモチ 10~20m

クロガネモチの木の全体像(クロガネモチの木の全体像)

両者の違いは、葉っぱの形・木の高さを確認すれば、間違えることは無い。

トキワサンザシの記事はこちらからどうぞ

クロガネモチを見た経験談

2025年12月13日、クロガネモチの実を目当てに、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道を訪れる。
現地に着いて、クロガネモチの木が植えられている場所に向かうと、木全体に赤色の実がビッシリついていた。

クロガネモチの実(クロガネモチの実)

クロガネモチの木の全体像(クロガネモチの木の全体像)

クロガネモチは花より、実のほうが有名
またクロガネモチは花に比べて、実のほうが目につきやすい。

クロガネモチの実(クロガネモチの実)

クロガネモチの実が木全体にビッシリついた姿は、晩秋~初冬の澄んだ空気が重なり、立派で見ごたえがある
またクロガネモチの赤色の実がビッシリつくと、晩秋に差し掛かったことを実感する。

クロガネモチの実(クロガネモチの実)

クロガネモチの実赤色で、綺麗ことから公園樹庭木などに利用される。

クロガネモチの葉っぱは互生し、長さ6~10cm・幅3~4cmの楕円形。
葉っぱの両面ともとがり、無毛。
クロガネモチの葉っぱを現地で見ていて、名前の由来どおり、黒っぽいことから、納得がいく。

クロガネモチの葉(クロガネモチの葉)

クロガネモチの花6月ごろに咲き茶色っぽい色で地味であることから、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。

ちなみにクロガネモチは、植物全体に毒が含まれている

江川せせらぎ遊歩道のクロガネモチの実は見ごろを迎え、見やすい向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、クロガネモチの実葉っぱの下や後ろについていることが多く、撮影に苦労してしまう。
今後の宿題として、クロガネモチの花を撮影することである。

クロガネモチの実(クロガネモチの実)


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クロガネモチ(モチノキ科)花期6月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄
樹皮から鳥もちが取れるが、質はあまりよくない。
暖地の常緑樹林内に生える。
雌雄異株の常緑高木。
若い枝は黒紫色で、葉を密につけ、こんもりする。
淡い紫色の花が6月に咲く。
果実は球形で、直径6mmほど。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)


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