アマチャヅルの花

アマチャヅルの花ヤブガラシとの違いを紹介をしています。

アマチャヅルの花を初めて見た日

アマチャヅルの花を初めて見たのは、2020年8月29日に、東京都八王子市・長池公園で見ることができた。

アマチャヅルの花(アマチャヅルの花)

アマチャヅルの名前の由来

アマチャヅルの名前の由来は、生の葉っぱをかむと、かすかな甘みがあり、4月8日・花祭「釈迦(しゃか)の生誕を祝う灌仏会(かんぶつえ)」甘茶をつくる、アジサイの仲間のアマチャになぞられたものとされている。

アマチャヅルの花言葉

アマチャヅルの花言葉は、「祝杯」・「至福」

アマチャヅルの生えている場所

アマチャヅルの生えている場所は、自分が見た限りでは、樹林帯の下のやぶに生えているのを確認することができた。

ヤブガラシとの違い

厄介なのが、ヤブガラシの葉っぱによく似ていて、また生えている場所も同じであることから、植物観察を始めたときは判別に迷う。

違いはまず葉っぱの大きさ

  • ヤブガラシ 4~8cm
  • アマチャヅル ヤブガラシより1回り小さい

ヤブガラシの葉(参考 ヤブガラシの葉)

アマチャヅルの葉(アマチャヅルの葉)

また花の形は明らかに違う

ヤブガラシの花(参考 ヤブガラシの花)

アマチャヅルの花(アマチャヅルの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ヤブガラシの記事はこちらからどうぞ

アマチャヅルを見た経験談

アマチャヅルの花を初めて見たとき、自分が見ている花ブログに、東京都八王子市・長池公園にあることがわかり、細かい場所を確認して向かう。

長池公園に着いて、アマチャヅルの葉っぱは鳥足形の特徴で、すぐに見つけることができた。
しかし、アマチャヅルの花は5mmと小さすぎて、猛暑のなか探すのに苦労する。
やぶの茂みに目をこらすと、アマチャヅルの花を見つけることができた。

アマチャヅルの花(アマチャヅルの花)

アマチャヅルの葉(アマチャヅルの葉)

アマチャヅルの花を初めて見たとき、大きさは5mmと小さいわりに、星に似た形をしている。
またアマチャヅルの名前や特徴を知らないと、花を見つけるのは難しい。

アマチャヅルの花(アマチャヅルの花)

アマチャヅルの花を見つけたのは良かったが、コンパクトデジタルカメラで撮影するとき、通路に向いて咲いているものが少なかった。
また被写体にピントを合わせるのに、苦労してしまう。

後日、アマチャヅルの実を撮影するため、再び長池公園を訪れる。
現地を訪れた時期が遅かったということもあり、アマチャヅルの実はほとんど無く、遠くに黒い実を見つけて、ズームで撮影するのがやっとであった。

アマチャヅルの花は地味で見つけづらいが、実は黒く熟すので、とても目立つ

アマチャヅルの実(アマチャヅルの実 2020年12月7日撮影)


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アマチャヅル(ウリ科)花期8~9月
分布 日本全土
山地・やぶなどに多いつる性の多年草。
葉は鳥足状複葉で、ふつう5小葉だが、3または7小葉のこともある。
雌雄異株。
葉腋(ようえき)に直径約5mmの小さな黄緑色の花を総状につける。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
果実は直径約7mmの球形で、熟すと黒緑色になる。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)


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