・ロウバイの花・ソシンロウバイとの違い・ロウバイを見た経験談を紹介しています。
ロウバイの花を初めて見た日
ロウバイの花を初めて見たのは、2018年1月3日に、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園で見ることができた。
(ロウバイの花 2020年12月20日撮影)
ロウバイの名前の由来
ロウバイの名前の由来は諸説あるが、1つは蝋細工(ろうざいく)のようで、甘くすがすがしい梅の香りに似た花という意味でつけた説。
もう1つは、ミツバチが巣を作るときに出来る蜜蝋(みつろう)の色合いに似る説が有力とされている。
ロウバイの花言葉
ロウバイの花言葉は、「ゆかしさ」・「慈しみ」
ロウバイの植えられている場所
ロウバイの植えられている場所は、自分が見た限りでは、公園や民家の庭に植えられているのを確認することができた。
ロウバイに似ている花
ロウバイに似ている花との違いをまとめました。
オウバイとの違い
名前がよく似ているオウバイとは明らかに違う
1.花期
- オウバイ 2~4月
- ロウバイ 12~2月
2.花の形
- オウバイ 明るい黄色で、6枚の花びらで構成
- ロウバイ ろう細工のような、透き通った黄色
(参考 オウバイの花)
(ロウバイの花)
3.木の区分
- オウバイ 落葉小低木
- ロウバイ 落葉小高木
4.木の高さ
- オウバイ 1~2m
- ロウバイ 2~5m
(参考 オウバイの木の全体像)
(ロウバイの木の全体像)
両者の違いは、上記の4点を確認すれば、間違えることは無い。
オウバイの記事はこちらからどうぞ
オウバイの花・オウバイモドキとの違いを紹介しています。
ソシンロウバイとの違い
厄介なのが、ソシンロウバイの花によく似ていて、植物観察を始めたころ、判別に少し迷ってしまう。
違いは花の中央部分
- ソシンロウバイ 黄色
- ロウバイ 茶色
(参考 ソシンロウバイの花)
(ロウバイの花)
ちなみに花から甘い香りが漂ってくるのは、両者とも同じ。
両者の違いは、花の中央部分を確認すれば、間違えることは無い。
ソシンロウバイの記事はこちらからどうぞ
ソシンロウバイの花・ロウバイとの違い・ソシンロウバイを見た経験談を紹介しています。
レンギョウとの違い
厄介なのが、レンギョウと花の色は同じであるが、それ以外の特徴は明らかに違う。
1.分類
- レンギョウ モクセイ科
- ロウバイ ロウバイ科
2.花期
- レンギョウ 3~4月
- ロウバイ 12~2月
3.花の形
- レンギョウ 明るい黄色で、4枚の花びらで構成
- ロウバイ ろう細工のような、透き通った黄色
(参考 レンギョウの花)
(ロウバイの花)
両者の違いは、花期と花の形を確認すれば、間違えることは無い。
レンギョウの記事はこちらからどうぞ
レンギョウの花・レンギョウを見た経験談を紹介しています。
ロウバイを見た経験談
2025年1月2日、ロウバイの花を目当てに、神奈川県川崎市高津区・神庭(かにわ)緑地を訪れる。
現地に着いて、ロウバイの木から、甘い香りが漂う。
もしかしてと思い、近づいてみると、ロウバイの花が咲いているのを確認することができた。
(ロウバイの花 2025年1月2日撮影)
ロウバイの花は、ウメの花に似ている。
ただロウバイの花は名前の由来どおり、ろう細工のような黄色で、年末年始に咲き出す。
(ロウバイの花 2025年1月2日撮影)
ロウバイの花が咲き出すと、気は早いが、「春が来たか?」と錯覚してしまう。
またロウバイの花の咲き始めは、甘い香りを放つので、気が付きやすい。
(ロウバイの花 2025年1月2日撮影)
ロウバイの花は綺麗であり、花が少ない冬に咲くことから、全国各地に名所が存在する。
例 茨城県筑波山梅林・埼玉県宝登山・神奈川県松田町寄(やどりき)
ロウバイの葉っぱは、花が咲く前に枯れるが、全体的に雰囲気が怖いと感じる。
(ロウバイの葉)
ちなみにロウバイには、全体に毒が含まれている。
神庭緑地のロウバイの花は4分咲きであり、黄色の花を愛でながら、撮影することができた。
(ロウバイの花 2025年1月2日撮影)
ロウバイ(ロウバイ科)花期1~2月
中国原産
冬の最中、新葉が出る前に、つややかな半透明の黄色い花を咲かせる。
花はロウ細工のように繊細で、ウメに似た香りを放つ。
花はやや下向きに咲き、がく片と花びらの区別がはっきりしない。
内側の花びら(花被片)は小形で暗紫色、外側は大形で黄色い。
葉はやや薄く、表面はざらつく。
縁はなめらか。
(ヤマケイポケットガイド 庭木・街路樹参照)
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