リュウノウギクの花を紹介しています。

リュウノウギクの花を初めて見た日

リュウノウギクの花を初めて見たのは、2020年10月30日で、場所は山梨県富士吉田市の高座山で見ることができた。

リュウノウギクの花(リュウノウギクの花 2021年10月29日撮影)

リュウノウギクの名前の由来

リュウノウギクの名前の由来は、茎や葉に、竜脳(りゅうのう)のような香りの揮発性(きはつせい)の油が含まれているところから名付けられたとされている。

ちなみに竜脳とは、ボルネオやスマトラ原産のリュウノウジュから取れる香料である。
しかし、今の時代に竜脳と言われてもピンとこないし、イメージもわきにくい。

リュウノウギクの花言葉

リュウノウギクの花言葉は、「無常の美」・「忠誠心」

リュウノウギクの生えている場所

リュウノウギクの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよいススキ草原や岩場・石垣のすき間に群生して生えているのを確認することができた。

リュウノウギクを見た経験談

2021年10月29日、ツメレンゲの花を目当てに山梨県大月市の花咲山を訪れた。
下山後に真木集落に入ると、民家の石垣のすき間に、野菊らしき花が目に飛び込んできた。

近づいて見ると、葉っぱがフニャフニャして、やわらかいので、リュウノウギクの花であることがわかった。

リュウノウギクの花(リュウノウギクの花 2021年10月29日撮影)

リュウノウギクの葉(リュウノウギクの葉)

民家の石垣のすき間に、リュウノウギクの花がたくさん咲いていた。
リュウノウギクの花が咲くと、花のシーズンの終わりを告げる花なので、どこかさびしかった

リュウノウギクの花(リュウノウギクの花 2021年10月29日撮影)

しかし、日当たりのよい場所にリュウノウギクの花が咲いていると、晩秋は花がかなり少なくなるので、花を見てつい和んでしまった
リュウノウギクの花が咲いている場所の辺りは、名前の由来である竜脳らしき香りは全くしなかった。

リュウノウギクの花がたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
無事リュウノウギクの花を撮影することができた。

リュウノウギクの花(リュウノウギクの花 2021年10月29日撮影)


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リュウノウギク(キク科)花期10~11月
分布 本州(福島県以西)・四国・九州(宮崎県)
日当たりのよい山野に生えるが、岩場や礫地(れきち)などの乾燥気味の場所を好む傾向があり、岩壁から垂れ下がって咲く姿もよく見かける。
花の直径は4cmほどあり、盛りを過ぎたものや霜(しも)にあった株などは、花びらが紅色を帯びてくる。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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