ヨゴレネコノメの花

ヨゴレネコノメの花ヨゴレネコノメに似ている花(イワボタンニッコウネコノメソウ)との違いを紹介しています。

ヨゴレネコノメの花を初めて見た日

ヨゴレネコノメの花を初めて見たのは、2017年3月18日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ヨゴレネコノメの花(ヨゴレネコノメの花 2021年3月30日撮影)

ヨゴレネコノメの名前の由来

ヨゴレネコノメの名前の由来は、葉っぱの色が白いほこりを被ったように見えるところから名付けられた。
植物名に「ヨゴレ(汚れ)」と表記されるのは、個人的にいいイメージがしない。

ヨゴレネコノメの生えている場所

ヨゴレネコノメの生えている場所は、自分が見た限りでは、沢沿いに群生しているのを確認することができた。

ヨゴレネコノメに似ている花

ヨゴレネコノメに似ている花との違いをまとめました。

イワボタンとの違い

厄介なのが、イワボタンの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。

違いは葯の色

  • イワボタン 黄色
  • ヨゴレネコノメ 暗紅紫色

イワボタンの花(参考 イワボタンの花)

ヨゴレネコノメの花(ヨゴレネコノメの花)

両者の違いは、葯の色を確認すれば、判別は容易である。

イワボタンの記事はこちらからどうぞ

 

ニッコウネコノメソウとの違い

厄介なのが、ニッコウネコノメソウの花によく似ていて、判別に迷ってしまう。

違いは萼片(がくへん)の状態

  • ニッコウネコノメソウ 平らに開いている
  • ヨゴレネコノメ 直立している

ちなみに萼片とは、花の外側にある集合体をいう。

ニッコウネコノメソウの花(参考 ニッコウネコノメソウの花)

ヨゴレネコノメの花(ヨゴレネコノメの花)

被写体を撮影したとき、両者の特徴の違いを知らずに撮影してしまい、わかりづらい写真となってしまった。

両者の違いは、現地で植物観察を何回もこなせば、雰囲気でわかるようになる。

ニッコウネコノメソウの記事はこちらからどうぞ

ヨゴレネコノメを見た経験談

2021年3月30日、ミドリニリンソウの花を目当てに、東京都八王子市高尾山・蛇滝(じゃたき)を訪れる。
蛇滝に向かう途中の上り坂で、全体的に黒色で、赤色のワンポイントの小さい花が目に飛び込む。
近づいてみると、ヨゴレネコノメの花が咲き始めであった。

ヨゴレネコノメの花(ヨゴレネコノメの花 2021年3月30日撮影)

ヨゴレネコノメの花は全体的に黒色で、小さいことから、植物観察に興味が無いと見逃してしまう。
ちなみに高尾山系に、ヨゴレネコノメの株数は多いと感じる。

ヨゴレネコノメの花は咲き始めであり、咲いている株を選んで、撮影することができた。

ヨゴレネコノメの花(ヨゴレネコノメの花 2021年3月30日撮影)


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ヨゴレネコノメ(ユキノシタ科)花期3~4月
分布 本州(関東地方以西)・四国・九州
高さは10cmほどである。
雄しべの葯(やく)の色が赤く、萼(がく)が直立するのが特徴。
葯の色は区別のポイントだが、花粉を出す裂開前を見なければならない。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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