エドヒガンの花を紹介しています。

エドヒガンの花を初めて見た日

エドヒガンの花を初めて見たのは、2023年3月20日に、東京都八王子市高尾周辺・大光寺で見ることができた。

エドヒガンの花(エドヒガンの花)

エドヒガンの名前の由来

エドヒガンの名前の由来は、春の彼岸のころに、花が咲くことから名付けられた。

エドヒガンの花言葉

エドヒガンの花言葉は、「心の平安」・「独立」・「精神美」

エドヒガンの生えている場所

エドヒガンの生えている場所は、自分が見た限りでは、寺院に植えられているものを確認することができた。
自生のものについては、山野に生えている。

ソメイヨシノとの違い

厄介なのが、ソメイヨシノと花がかなり似ていて、判別するのが難しい。

違いはまず樹皮の色で、ソメイヨシノは黒色であるのに対して、エドヒガンは暗灰色である。
また、花の大きさにも違いがあり、ソメイヨシノは3cmであるのに対して、エドヒガンは2.5cmと小ぶりである。

さらに現地で見て、エドヒガンの花はどこかチカチカしていた。

ソメイヨシノの花(参考 ソメイヨシノの花)

エドヒガンの花(エドヒガンの花)

両者の違いを知るには、まずソメイヨシノの花を見たほうがわかりやすい。

ヤマザクラとの違い

ヤマザクラは、エドヒガンと花の咲く時期が近いことから、植物観察を始めたとき、判別するのが少し難しい。
違いは葉っぱが出るタイミングで、ヤマザクラは花と同時に出るのに対して、エドヒガンは花が咲いているときに葉っぱは出ていない

両者の違いは、実際に現地に行って植物観察をすれば、判別するのは容易である。

ヤマザクラの記事はこちらからどうぞ

エドヒガンを見た経験談

エドヒガンの名前を知ったのは、自分が見ている花ブログであった。
しかし、エドヒガンの花が咲く時期、春の山野草の花がたくさん咲いていて、どうしても見るタイミングを逃してしまう。

2023年3月18日、再び自分が見ている花ブログに、東京都八王子市高尾周辺・大光寺で、エドヒガンの花の写真が掲載されていて、現地に向かう。

大光寺に着くと、境内に目立つように、サクラの花が咲いているのが目に飛び込む。
近づいてみると、説明板にエドヒガンと書かれていたので、エドヒガンの花であることがわかった。

エドヒガンの花(エドヒガンの花)

エドヒガンの説明板(エドヒガンの説明板)

エドヒガンの花を初めて見たとき、ソメイヨシノの花より少し小さく、赤みを感じた
また、エドヒガンの花はどこかチカチカしていた。

ちなみにエドヒガンは、日本のサクラで有名なソメイヨシノの親である。

エドヒガンの花(エドヒガンの花)

エドヒガンの花は個人的に、ソメイヨシノよりどこか野性味を感じる
木の高さが20mぐらいになるからか、全体的に立派である。

エドヒガンの全体像(エドヒガンの全体像)

エドヒガンは、国では絶滅危惧種に指定されていないが、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
やはり、開発の影響で減少していると考えられる。

図鑑・山渓フィールドブックス 春夏編では、山野にエドヒガンの花が咲いている写真の風景は、昔の日本の風景だと思ってしまう。

エドヒガンの花(エドヒガンの花)

エドヒガンの花がちょうど見ごろであったので、花の向きや明るさを調整しての撮影となった。

ちなみに大光寺のエドヒガンは、八王子市・高尾周辺の人にとって、サクラの花のスポットであり、花を目当てに来ている人を多く見かけた。
さらに、高尾駅・京王線下りホームから大光寺のエドヒガンの満開の花の姿を見ることができる。

大光寺の近くに浅川小学校があって、たまたま卒業式が重なり、家族連れがエドヒガンの花を背景に、卒業記念の写真撮影をしていた。

エドヒガンの花(エドヒガンの花)


エドヒガン(バラ科)花期3~4月
分布 本州・四国・九州
日本のサクラのなかで、最も寿命が長く、各地に残る名木・巨木は本種であることが多い。
山地に生える落葉高木。
樹皮は大木になると、浅い割れ目ができる。
花の柄には開出毛(かいしゅつもう)が密生し、萼筒(がくとう)の下部がぷっくりとふくれてひょうたん形になるのが何よりの特徴。
ちなみに開出毛とは、表面に沿って立っている毛をいう。
また萼筒とは、花の萼の下部にある筒状の部分を指す。
シダレザクラはエドヒガンが変化したもの。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


今回の記事が参考になれば、応援クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村