
・ヒメサユリの花・ヒメサユリを見た経験談を紹介しています。
ヒメサユリの花を初めて見た日
ヒメサユリの花を初めて見たのは、2025年5月25日に、神奈川県相模原市緑区・城山かたくりの里で見ることができた。
(ヒメサユリの花)
ヒメサユリの名前の由来
ヒメサユリの名前の由来は、ササユリより小さく、早咲きから「早(さ)」がつき、花の可憐な姿から「姫」であることから名付けられた。
また優しい姿であることから、別名 オトメユリ。
ヒメサユリの花言葉
ヒメサユリの花言葉は、「飾らぬ美」・「純潔」・「私の心の姿」
ヒメサユリの生えている場所
ヒメサユリの生えている場所は、自生のものは、新潟・山形・福島三県の山地のススキ草原・高山の雪崩高原に生えている。
ただ植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、城山かたくりの里で見ることができた。
ヒメサユリを見た経験談
ヒメサユリの名前を知ったのは、2025年5月、自分が見ている花ブログである。
念のため、ヒメサユリの分布域を調べると、新潟・山形・福島の限られた地域にしか生えていない。
自宅近くでも、ヒメサユリの花が見られる場所は、新潟県三条市と遠すぎる。
自分が見ている花ブログに、神奈川県相模原市緑区・城山かたくりの里のヒメサユリの花が紹介されていて、現地に向かう。
城山かたくりの里に着いて、園内をウロウロしていると、林下に淡いピンク色のユリの花が目につく。
近づいてみると、ヒメサユリの花が2輪ほど咲いているのを確認することができた。
(ヒメサユリの花)
ヒメサユリを初めて見たとき、図鑑やインターネットの写真で見るより、「草の高さが思っていた以上に低い」というのが第一印象である。
城山かたくりの里のヒメサユリの草の高さは、30cmより低い。
(ヒメサユリの全体像)
ヒメサユリの花は淡いピンク色で、大きさが5~6cmと小ぶりである。
しかし、現地でヒメサユリの花を見ていると、淡いピンク色であることから、大きく見えてしまう。
(ヒメサユリの花)
ヒメサユリの淡いピンク色の花は、個人的に可愛い~綺麗の中間であることを現地で実感する。
またヒメサユリは人によっては、可愛いとも綺麗とも取れてしまう花である。
(ヒメサユリの花)
ヒメサユリに似ている花に、ササユリがある。
違いはヒメサユリより、ササユリのほうが全体的に大きい。
また分布域もササユリは本州(中部地方以西)なので、ヒメサユリと被ることは無い。
ちなみにヒメサユリは、淡いピンク色で綺麗なことや分布域が狭いことが重なり、盗掘のリスクに遭っている。
上記のことから、国の絶滅危惧種に指定。
自生のヒメサユリを見られる場所は、新潟県三条市・ヒメサユリの小径や福島県南会津・高清水自然公園が有名である。
城山かたくりの里のヒメサユリの花はひっそり咲いていて、人出が賑わうカタクリの花が満開のときと違い、人が誰もいない園内で、静かに撮影することができた。
今後の宿題として、自生のヒメサユリを撮影することである。
(上記の2点ともヒメサユリの花)
(ヒメサユリの葉)
ヒメサユリ(ユリ科)花期5~8月
分布 本州(山形・福島・新潟県)
準絶滅危惧(NT)
個体数は少ない。
ササユリに似ているが、葉の幅は倍以上あり、花の形もふっくらしている。
草の高さも低く、50cmほどである。
葯(やく)が黄色いのが特徴。
ちなみに葯とは、雄しべの先の花粉が入った袋をいう。
花にはまれに白花がある。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)
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