
・クマシデの実・クマシデに似ている植物(アカシデ・イヌシデ)との違い・クマシデを見た経験談を紹介しています。
クマシデの実を初めて見た日
クマシデの実を初めて見たのは、2025年11月3日に、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園で見ることができた。
(クマシデの実)
クマシデの名前の由来
クマシデの名前の由来は、全体が大きいところから熊(クマ)に、果実が垂れ下がる様子を四手(シデ)に例えたところから名付けられた。
クマシデの花言葉
クマシデの花言葉は、「装飾」
クマシデの生えている場所
クマシデの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の林下に生えているのを確認することができた。
クマシデに似ている植物
クマシデに似ている植物との違いをまとめました。
アカシデとの違い
厄介なのが、アカシデによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- アカシデ 先端が細くとがる
- クマシデ アカシデに比べて、丸まっている
(参考 アカシデの葉)
両者の違いは、葉っぱの先端を確認すれば、間違えることは無い。
アカシデの記事はこちらからどうぞ
アカシデの紅葉・アカシデを見た経験談を紹介しています。
イヌシデとの違い
厄介なのが、イヌシデによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- イヌシデ 葉っぱの脈がクマシデほどハッキリせず、全体に白い毛が生える
- クマシデ 葉っぱの脈がハッキリしていて、葉っぱの先端がとがる
両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
イヌシデの記事はこちらからどうぞ
イヌシデの黄葉・イヌシデを見た経験談を紹介しています。
クマシデを見た経験談
2025年11月3日、ヤマコウバシの紅葉を目当てに、神奈川県川崎市宮前区・東高根森林公園を訪れる。
ヤマコウバシの紅葉を見ることができたので、園内・ユリ園との分岐に差し掛かると、木に面白い形をした実がたくさんぶら下がっている。
近づいてみると、クマシデの実がちょうど見ごろを迎えていた。
(クマシデの実)
クマシデは花や紅葉より、実のほうが目につきやすい。
またクマシデの実が、たくさんぶら下がっている姿は、見ごたえがある。
(クマシデの全体像)
クマシデの実を見るようになると、晩秋に差し掛かったことを実感する。
(クマシデの実)
クマシデの実を遠くからパッと見ると、「ホップの実によく似ている」と思ってしまう。
(クマシデの実)
クマシデの紅葉は、アカシデ・イヌシデの紅葉に比べると、かなり地味。
クマシデの花は春に咲くが、地味であり、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
ちなみにクマシデを含めたシデ類(アカシデ・イヌシデ)は、丘陵地に生えていることから、シデ3兄弟として親しまれている。
クマシデの実はちょうど見ごろを迎え、見やすい向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、クマシデの花・葉っぱ・樹皮を撮影することである。

(上記の2点ともクマシデの実)
クマシデ(カバノキ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
日当たりのよい谷沿いに多い落葉高木で、高さ15mほどになる。
樹皮は若木では滑らかだが、大木になると黒褐色で縦に浅く裂ける。
葉は狭い卵形~楕円形で、長さ6~10cm・幅3~4cm。
基部は円形~ごく浅い心形となる。
実は長さ4cmほど。
(山渓フィールドブックス 樹木秋冬編参照)
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