ツノハシバミの花を紹介しています。

ツノハシバミの花を初めて見た日

ツノハシバミの花を初めて見たのは、2018年1月7日に、神奈川県相模原市緑区・林道栃谷坂沢線沿いで見ることができた。

ツノハシバミの花(ツノハシバミの花 2023年4月24日撮影)

ツノハシバミの名前の由来

ツノハシバミの名前の由来は、ハシバミの仲間で、果実に角があるところから名付けられたとされている。

ツノハシバミの花言葉

ツノハシバミの花言葉は、「和解」

ツノハシバミの生えている場所

ツノハシバミの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林のなかに生えているのを確認することができた。

ハシバミとの違い

厄介なのが、同じ仲間のハシバミに花がかなり似ていて、判別するのに迷ってしまう。
違いはまず花の太さで、ハシバミよりツノハシバミのほうがかなり細い

ハシバミの花(参考 ハシバミの花)

ツノハシバミの花(ツノハシバミの花)

また果実の形にも違いがあり、ハシバミは丸いのに対して、ツノハシバミは名前の由来のとおり、果実の周りは角のように出っ張っている

ハシバミの記事はこちらからどうぞ

ツノハシバミを見た経験談

2023年4月24日、山の花を探しに、山梨県北杜市清里を訪れる。
美し森山へ向かう途中、八ヶ岳高原ラインを歩いていると、木に茶色の細い花がぶら下がっているのが目に飛び込む。
近づいてみると、花がハシバミより細いことから、ツノハシバミの花であることがわかった。

ツノハシバミの花(ツノハシバミの花 2023年4月24日撮影)

ツノハシバミの花を見て、植物観察に関心が無いと、他の木と同じ色なので見逃してしまう

ツノハシバミの花(ツノハシバミの花 2023年4月24日撮影)

ツノハシバミの花は、毛虫のような形でぶら下がって咲いているので、これが花なのか?と疑問を持ってしまう。
ちなみにツノハシバミの花は、雄花と雌花に分かれていて、細長くぶら下がっているのは雄花である。

ツノハシバミの花(ツノハシバミの雄花 2023年4月24日撮影)

ツノハシバミは早春の山地に、全体の木に葉っぱが出ていないとき、1番に咲きだす花である
ちなみに花が咲いているときに、葉っぱはまだ出ていない

ツノハシバミの花が木全体にたくさん咲いていたので、被写体を選ぶのに迷うほどであった。

しかし、ツノハシバミの雄花ばかりに気を取られてしまい、小さすぎる赤いフリルのような花びらの雌花を探すのを忘れてしまった。
また秋に熟す角ばった果実を撮影するのも今後の宿題となった。

ツノハシバミの花(ツノハシバミの花 2023年4月24日撮影)


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ツノハシバミ(カバノキ科)花期3~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の林縁に生える落葉低木。
高さは4mほどになる。
早春に咲く花の多くは、前年に花芽ができている。
雄花は前年の秋にすでにできているので、日差しが暖かくなれば開花は早い。
雄花は垂れ下がり、長さが10cmほどある。
雌花は枝先につき、葉に包まれて赤い柱頭(ちゅうとう)だけが顔を出す。
ちなみ柱頭とは、雌しべの先端で、花粉のつくところをいう。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)


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