・ナニワズの花・オニシバリとの違い・ナニワズを見た経験談を紹介しています。
ナニワズの花を初めて見た日
ナニワズの花を初めて見たのは、2022年2月3日に、東京都八王子市・東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
(ナニワズの花)
ナニワズの名前の由来
ナニワズの名前の由来は、長野県の方言から来ている。
ただ個人的に「ナニワズ」の名前を聞くと、大阪の地名「なにわ」を連想してしまう。
ちなみにナニワズの漢字表記は「難波津」。
別名 エゾナツボウズは、夏に葉っぱが枯れるところから。
ナニワズの花言葉
ナニワズの花言葉は、「永遠不滅」
ナニワズの生えている場所
ナニワズの生えている場所は、自生のものは、北日本の林下に生えている。
しかし、植物園で見ることができ、自分が見た限りでは、東京薬科大学薬用植物園で見ることができた。
オニシバリとの違い
厄介なのが、オニシバリに似ていて、判別が少し難しい。
違いはまずは花の色
- オニシバリ 緑色
- ナニワズ 黄色
(参考 オニシバリの花)
(ナニワズの花)
また分布域も違い
- オニシバリ 太平洋側
- ナニワズ 日本海側
両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。
オニシバリの記事はこちらからどうぞ
オニシバリの花・オニシバリに似ている花との違いを紹介しています。
ナニワズを見た経験談
ナニワズの存在を知ったのは、自分が見ている花ブログであった。
ナニワズの生えている分布域を図鑑やインターネットで調べると、北日本の日本海側に生えているとわかった。
自宅からナニワズの生えている場所が1番近いのは、新潟県であり、2月は山が雪で閉ざされていて、無理と判断した。
自分が見ている花ブログの文章を読むと、ナニワズが東京薬科大学薬用植物園にあることがわかったので、現地を訪れることにした。
植物園の自然観察路のコースを歩いていて、植えられている植物が多いせいか、ナニワズを探すのに手間取った。
ただ2月上旬は周りの花がほとんど咲いておらず、自然観察路のコースを進むと、ジンチョウゲの花に似た黄色の花がたくさん咲いているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、ナニワズの花が咲いているのを確認することができた。
(ナニワズの花)
ナニワズの花はやはりオニシバリの花にかなり似ている。
以前にオニシバリの花を見ていたので、違いは直ぐにわかった。
寒いなか植物園の林の下で、ナニワズの花が小さいからか撮影するのに手間取ってしまった。
いずれナニワズの自生の姿を撮影するという宿題ができた。
無事ナニワズの花を撮影することができた。
(ナニワズの花)
(ナニワズの葉)
(ナニワズの木の全体像)
ナニワズ(ジンチョウゲ科)花期4~5月
分布 北海道・本州(福井県以北)
花には香りがある。
高さ50cmほどの低木。
まばらに枝を分け、小枝の先端に葉を互生する。
葉は先端部分が最も幅が広く丸みがある。
花は雪が解けると直ぐに咲くが、ときには残雪の下の雪洞(せつどう)で咲くこともある。
花びらは4枚。
果実は8~9月に赤く熟す。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編参照)
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