・ネコノメソウの花・ネコノメソウに似ている花(トウダイグサ・ヤマネコノメソウ)との違い・ネコノメソウを見た経験談を紹介しています。
ネコノメソウの花を初めて見た日
ネコノメソウの花を初めて見たのは、2021年3月30日に、東京都八王子市・片倉城跡公園で見ることができた。
(ネコノメソウの花)
ネコノメソウの名前の由来
ネコノメソウの名前の由来は、裂けて開いた果実を、昼間のネコの目の閉じた瞳孔(どうこう)に例えたところから名付けられた。
ちなみに瞳孔とは、目の黒い部分をいう。
ネコノメソウの花言葉
ネコノメソウの花言葉は、「謙虚」・「誠実」
ネコノメソウの生えている場所
ネコノメソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、湿り気のある場所に群生しているのを確認することができた。
ネコノメソウに似ている花
ネコノメソウに似ている花との違いをまとめました。
トウダイグサとの違い
厄介なのが、パッと見ると、トウダイグサに外見が意外と似ている。
まず分類の違い
- トウダイグサ トウダイグサ科
- ネコノメソウ ユキノシタ科
次に生えている場所
- トウダイグサ 日当たりのよい乾いた場所
- ネコノメソウ 水辺近くの湿り気のある場所
(参考 トウダイグサの花)
(ネコノメソウの花)
両者の違いは、生えている場所を確認すれば、間違えることは無い。
トウダイグサの記事はこちらからどうぞ
・トウダイグサの花・トウダイグサに似ている花との違いを紹介しています。 トウダイグサの花を初めて見た日 トウダ…
ヤマネコノメソウとの違い
厄介なのが、ヤマネコノメソウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
違いはまず葉っぱの生え方
- ヤマネコノメソウ 互生
- ネコノメソウ 対生
次に茎の毛の有無
- ヤマネコノメソウ まばらに毛がある
- ネコノメソウ 無毛
(参考 ヤマネコノメソウの花)
(ネコノメソウの花)
両者の違いは、上記の2点と植物観察を何度も行えば、花の違いでわかるようになる。
ヤマネコノメソウの記事はこちらからどうぞ
ヤマネコノメソウの花・ネコノメソウとの違いを紹介しています。
ネコノメソウを見た経験談
2021年3月30日、「ヤマブキソウの花が咲いているかも知れない」と思い、東京都八王子市・片倉城跡公園に足を運ぶ。
ヤマブキソウの花を見ることが出来たので、片倉城跡公園を散策していると、水車小屋近くの湿地にネコノメソウらしき花が目に飛び込む。
近づいてみると、最初は「ヤマネコノメソウの花かなぁ」と思った。
しかし、花をよく見ると黄色く、葉っぱの付き方が対生であることから、ネコノメソウであることがわかった。
(ネコノメソウの花)
ネコノメソウの花は緑色に近い黄色であり、地味であることから、名前や特徴を知らないと、見逃してしまう。
しかし、ネコノメソウの名前や特徴を知ると、群生していることから、花が咲いていると、目につきやすくなる。
(ネコノメソウの花)
ネコノメソウの花が見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ネコノメソウの葉っぱの生え方を撮影することである。
(ネコノメソウの花)
ネコノメソウ(ユキノシタ科)花期4~5月
分布 北海道・本州
山地の谷川や湿地など清流のほとりに生え、高さが10cmほどになる。
雄しべが4個あるのが特徴であるが、量的には少ない。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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