オオバギボウシの花

オオバギボウシの花コバギボウシとの違いオオバギボウシを見た経験談を紹介しています。

オオバギボウシを初めて見た日

オオバギボウシの花を初めて見たのは、2016年7月16日に、東京都日野市・平山城址公園で見ることができた。

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花 2024年7月13日撮影)

オオバギボウシの名前の由来

オオバギボウシの名前の由来は、まず「ギボウシ」について、つぼみの姿が橋の欄干(らんかん)にある擬宝珠(ぎぼし)に似ているところから名付けられた。
またネギ坊主に似ている説もある。

次に「オオバ」については、葉っぱが大きいところから。

別名 トウギボウシ

オオバギボウシの花言葉

オオバギボウシの花言葉は、「静寂」・「落ちつき」・「沈静」・「変わらない思い」

オオバギボウシの生えている場所

オオバギボウシの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地の湿り気のある林下に生えているのを確認することができた。

コバギボウシとの違い

厄介なのが、コバギボウシの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。

1.生えている場所

  • コバギボウシ 日当たりのよい湿地
  • オオバギボウシ 丘陵地の湿り気のある林下

2.草の高さ

  • コバギボウシ 30~40cm
  • オオバギボウシ 40~65cm

3.葉っぱの大きさ

  • コバギボウシ 10~16cm
  • オオバギボウシ 17~30cm

コバギボウシの葉(参考 コバギボウシの葉)

オオバギボウシの葉(オオバギボウシの葉)

コバギボウシの花(参考 コバギボウシの花)

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

コバギボウシの記事はこちらからどうぞ

オオバギボウシを見た経験談

2024年7月13日、ヌマトラノオの花を目当てに、東京都町田市・神明谷戸を訪れる。
谷戸をウロウロしていると、岩肌に淡い紫色の花が咲いているのが目にとまった。
よく見ると、葉っぱが大きく林下に生えていることから、オオバギボウシの花であることがわかった。

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花 2024年7月13日撮影)

オオバギボウシの葉(オオバギボウシの葉)

オオバギボウシの花を見ていて、淡い紫色の花清楚な印象を受ける
またオオバギボウシの淡い紫色の花は、夏の季節にマッチしている。

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花 2024年7月13日撮影)

オオバギボウシの花は単独でも見ごたえはあるが、たくさん咲いている光景は圧巻の一言である

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花 2024年7月13日撮影)

オオバギボウシの葉っぱは、ギボウシ類では1番大きい
上記のことから、草の高さ葉っぱの大きさが手伝って、全体的に株付きは立派である

オオバギボウシの葉(オオバギボウシの葉)

ちなみにオオバギボウシの若葉は、山菜のウルイとして親しまれている。
しかし、毒草のバイケイソウ類とは、若芽がよく似ているので、山菜採りの際に注意が必要。

神明谷戸のオオバギボウシの花は咲き始めであり、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。

オオバギボウシの花(オオバギボウシの花 2024年7月13日撮影)



オオバギボウシ(ユリ科 APG分類ではキジカクシ科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
葉は普通は緑色だが、ときに粉を吹いたような白っぽいものもある。
花の色は白から淡紫色まで、個体により様々である。
高原のススキ草原や山地の開けた草地・林縁部に生える。
学名のモンターナは山地生の意味。
(山渓フィールドブックス 夏の野草参照)


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