・オオバノトンボソウの花を紹介しています。
オオバノトンボソウの花を初めて見た日
オオバノトンボソウの花を初めて見たのは、2016年7月16日で、場所は東京都日野市の平山城址公園で見ることが出来た。
オオバノトンボソウの名前の由来
オオバノトンボソウの名前の由来は、同じ仲間のトンボソウに似て、葉が大きいことから名付けられたとされている。
オオバノトンボソウの生えている場所
オオバノトンボソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、標高の低い里山の林の下に生えているのを確認することができた。
オオバノトンボソウを見た経験談
2021年6月28日にサガミランの花を見るために、東京都八王子市の小山内裏公園に向かったが、サガミランの花はまだ開花していなかった。
せっかくなので、帰り道である東京都八王子市の長池公園へ足を運んだ。
公園に着いてオオバノトンボソウの生えている場所に着くと、手前のオオバノトンボソウの花は2株とも枯れていた。
ただ奥まった場所にオオバノトンボソウの花が2株咲いていた。
オオバノトンボソウの花は草の色と同じ緑色なので、植物観察に関心が無いと見逃してしまう。
またオオバノトンボソウの花を正面から見ると、虫のトンボの形にどことなく似ている。
話は少しそれるが、ランには虫や鳥の名前にちなんだものが多い。
さらに珍しい花の多いラン科では、オオバノトンボソウは里山に割と多く生えている。
午前7時過ぎて暑いなかオオバノトンボソウの花が日の上に差し込んでしまい、思うような被写体が撮影できなかったが、久しぶりにオオバノトンボソウの花を見て感動を覚えた。
無事オオバノトンボソウの花を撮影することができた。
(上の3点ともオオバノトンボソウの花)
(オオバノトンボソウの葉)
オオバノトンボソウ(ラン科)花期6~7月
分布 本州・四国・九州
丘陵や浅い山の林内に生える多年草。
茎は高さ30~60㎝になり、翼状の稜がある。
葉は互生し、下方の2~3個が大きく、上のものほど小さい。
最下の葉は長さ7~12㎝、幅2.5~3.5㎝の長楕円形
または狭長楕円形で基部は茎を抱き、
裏面の主脈の下半部は翼状にはりだして茎の翼に続く。
花は黄緑色。
距は長さ1.2~1.5㎝で子房より長い。
(山渓ハンディ図鑑 野に咲く花参照)