・セントウソウの花・ヤブニンジンとの違いを紹介しています。
セントウソウの花を初めて見た日
セントウソウの花を初めて見たのは、2016年3月23日に、神奈川県川崎市高津区・高津区市民健康の森で見ることができた。
(セントウソウの花 2021年3月18日撮影)
セントウソウの名前の由来
セントウソウの名前の由来は、植物学者・牧野富太郎でさえ語源不明としているが、他の花に先駆けて咲くので、「先頭草」という説がある。
また「仙洞草」の字をあてた説もある。
別名 オウレンダマシは、葉っぱがキンポウゲ科のセリバオウレンに似ているところから名付けられた。
セントウソウの花言葉
セントウソウの花言葉は、「繊細な美しさ」
セントウソウの生えている場所
セントウソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、林下の湿った場所に生えているのを確認することができた。
ヤブニンジンとの違い
厄介なのが、ヤブニンジンに似ていて、判別が難しいと感じる。
1.開花時期
- ヤブニンジン 4月
- セントウソウ 3月
2.葉っぱの構成
- ヤブニンジン 2回3出羽状複葉
- セントウソウ 1~3回3出複葉
(参考 ヤブニンジンの葉)
(セントウソウの葉)
(参考 ヤブニンジンの花)
(セントウソウの花)
両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。
ヤブニンジンの記事はこちらからどうぞ
ヤブニンジンの花を初めて見た日 ヤブニンジンの花を初めて見たのは、2020年4月6日で、場所は川崎市多摩区の生…
セントウソウを見た経験談
2023年3月19日、ヒロハノアマナの花を目当てに、東京都清瀬市を訪れる。
ヒロハノアマナの自生地に向かう途中、東京都東村山市・淵の森緑地に立ち寄る。
緑地内を散策していると、白色の花が、たくさん咲いているのが目に入る。
近づいてみると、セントウソウの花が見ごろを迎えていた。
(セントウソウの花 2023年3月19日撮影)
セントウソウの花の大きさは1mmと小さく、地味であるが、春が浅いときに咲くので、白色の花がたくさん咲いていると目立つ。
(セントウソウの花 2023年3月19日撮影)
セントウソウは名前の由来のとおり、セリ科のなかでは1番早く咲くので、納得がいく。
セントウソウの花が咲き出すと、春本番が来たことを実感する。
(セントウソウの花 2023年3月19日撮影)
セントウソウを含むセリ科は地味な花が多く、判別が難しい。
しかし、セントウソウは春一番に花が咲くので、容易に判別することができる。
セントウソウの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、一眼レフカメラを購入したばかりで、被写体にピントを合わせるが、思うようにいかず、ピンボケばかりで悔しい思いをする。
今後の宿題として、セントウソウの花をハッキリ撮影することである。
(セントウソウの花 2023年3月19日撮影)
セントウソウ(セリ科)花期3~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
湿り気のある林下に多いが、川沿いの草原や竹やぶなどにも生える。
春早く、葉を開ききらないうちから花を咲かせ、高さは15cmほどになる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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