ツルボの花

ツルボの花ヤブランとの違いツルボを見た経験談を紹介しています。

ツルボの花を初めて見た日

ツルボの花を初めて見たのは、2017年8月27日に、千葉県山武市・成東東金食虫植物群落で見ることができた。

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)

ツルボの名前の由来

ツルボの名前の由来は、語源は不明だが、蔓穂の字をあてることが多い。
別名 スルボサンダイガサ

ツルボの花言葉

ツルボの花言葉は、「我慢強い」・「誰よりも強い味方」・「流星のような」・「不安」

ツルボの生えている場所

ツルボの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらに群生しているのを確認することができた。

ヤブランとの違い

厄介なのが、同じ時期に花が咲く、ヤブランによく似ている。

1.生えている場所

  • ヤブラン 丘陵地など日陰の林下
  • ツルボ 日当たりのよい草むら

2.花の形

  • ヤブラン 雄しべ・雌しべは突き出ない
  • ツルボ 雄しべ・雌しべが突き出る

3.花の色

  • ヤブラン 淡い紫色
  • ツルボ 淡いピンク色

ヤブランの花(参考 ヤブランの花)

ツルボの花(ツルボの花)

両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。

ヤブランの記事はこちらからどうぞ

ヤブランを見た経験談

2024年9月5日、秋の花を探しに、東京都八王子市・片倉城跡公園を訪れる。
公園内・菖蒲(しょうぶ)田をウロウロしていると、日当たりのよい草むら淡いピンク色の花が目に入った。
近づいてみると、ツルボの花がたくさん咲いているのを確認することができた。

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)

ツルボの群落(ツルボの群落)

ツルボの花は、普通に見ることができる。
しかし、ツルボの淡いピンク色の花がたくさん咲いていると、かなり目立つ

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)

ツルボの花が咲き出すと、秋の始めに差し掛かったことを実感する

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)

ツルボの花をよく見ると、モジャモジャしていて、淡いピンク色であることから、可愛い印象を受ける

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)

ちなみにツルボの葉っぱは、春と秋に2回出る

片倉城跡公園のツルボの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
しかし、ツルボの葉っぱが草むらに紛れていて、見つけることが出来なかった。
今後の宿題として、ツルボの葉っぱを撮影することである。

ツルボの花(ツルボの花 2024年9月5日撮影)



ツルボ(ユリ科 APG分類ではキジカクシ科)花期8~9月
分布 日本全土
山野の日当たりのよい場所に多く、他の草が少ない場所では一面に群生する。
花の季節に根元に数枚の葉がある型と、まったく葉が無い花だけの型の2つがある。
春先には、どちらも光合成を行うための葉をどっさりと伸ばす。
やや赤茶を帯びた線形の葉で、長さは20cmほどある。
花は多数が穂状につき、6枚の花被片(かひへん)が平らに開き、下から上に咲き上る。
ちなみに花被片とは、大まかに花びらを指し、ランやユリなどの単子葉植物に見られる特徴である。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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