・ツチアケビの花・ツチアケビを見た経験談を紹介しています。
ツチアケビの花を初めて見た日
ツチアケビの花を初めて見たのは、2019年7月3日に、東京都八王子市・南高尾で見ることができた。
(ツチアケビの花 2024年6月27日撮影)
ツチアケビの名前の由来
ツチアケビの名前の由来は、果実の色や形がアケビに似ていることから名付けられた。
別名 ヤマノカミノシャクジョウ
ツチアケビの生えている場所
ツチアケビの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているのを確認することができた。
ツチアケビを見た経験談
2024年6月27日、エゾスズランの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
エゾスズランの花を見ることができたので、浄心門周辺をウロウロしていると、土色の物体がたくさん出ているのが目に入った。
近づいてみると、ツチアケビの花が見ごろを迎えていた。
(ツチアケビの花 2024年6月27日撮影)
(ツチアケビの全体像)
ツチアケビの花は土色のような色で、面白い形をしている。
(ツチアケビの花)
ツチアケビは地面からニョキニョキ出てくるので、名前や特徴を知らないと、見たときにビックリしてしまう。
ちなみにツチアケビは、きのこ・ナラタケと共生している。
(ツチアケビの全体像)
ツチアケビは葉緑素を持たない植物のため、葉っぱは無い。
ちなみに葉緑素とは、植物の細胞の中にある緑色の色素をいう。
また腐生植物とは、緑の葉っぱを持たず、光合成をしない代わりに、カビやキノコを食べて暮らす植物をいう。
ツチアケビの果実は、植物名にアケビと表記されているが、食べることは出来ない。
しかし、ツチアケビの果実を乾燥させたものは、漢方で強壮・強精剤に利用。
また薬用酒にも用いられる。
ツチアケビは地方自治体によっては絶滅危惧種に指定されている。
ツチアケビの花は見ごろを迎えていて、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ツチアケビの赤いウインナーのような果実を撮影することである。
(上記の2点ともツチアケビの花 2024年6月27日撮影)
ツチアケビ(ラン科)花期6~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の林内に生える高さ0.5~1mの腐生植物。
地下茎が太く、よく枝分かれする。
茎は太く、黄褐色で多数枝分かれする。
花は1.5~2cm。
唇弁(しんべん)は黄色で、内面に毛状突起がある。
ちなみ唇弁とは、くちびる状の花びらを指し、ラン科に多く見られる特徴である。
果実は赤色になり、8~9月に長さ6~10cmのバナナ状の肉質で、下に垂れる。
果実の中には細かい種子が入っている。
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