・ウマノアシガタの花・ケキツネノボタンとの違い・ウマノアシガタを見た経験談を紹介しています。
ウマノアシガタの花を初めて見た日
ウマノアシガタの花を初めて見たのは、2016年4月9日に、東京都八王子市・小宮公園で見ることができた。
(ウマノアシガタの花 2024年5月10日撮影)
ウマノアシガタの名前の由来
ウマノアシガタの名前の由来は、根生葉を馬のひづめに見立てたとされているが、あまり似ていない。
ちなみに根生葉とは、地上の茎の根元についている葉っぱをいう。
別名 金鳳花(きんぽうげ)は花の色に由来し、本来は八重咲きの品種を指したといわれる。
ウマノアシガタの花言葉
ウマノアシガタの花言葉は、「栄誉」・「栄光」・「子供らしさ」・「美しい人格」・「中傷」
ウマノアシガタの生えている場所
ウマノアシガタの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい草むらにたくさん生えているのを確認することができた。
ケキツネノボタンとの違い
厄介なのが、ケキツネノボタンの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- ケキツネノボタン 林下の湿り気のある場所
- ウマノアシガタ 日当たりのよい草地
2.葉っぱの形
- ケキツネノボタン 3出複葉
- ウマノアシガタ 柄が無く、掌状に深く裂ける
ちなみに複葉とは、小葉(=葉身が二つ以上に分かれた葉のそれぞれ)が集まって、一まとまりになっている葉っぱをいう。
(参考 ケキツネノボタンの葉)
(ウマノアシガタの葉)
後は現地でパッと見て、ウマノアシガタの花のほうが大きいと感じる。
(参考 ケキツネノボタンの花)
(ウマノアシガタの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ケキツネノボタンの記事はこちらからどうぞ
ケキツネノボタンの花・ウマノアシガタとの違いを紹介しています。
ウマノアシガタを見た経験談
2024年5月10日、トキソウの花を目当てに、千葉県山武市・成東東金食虫植物群落を訪れる。
湿原内を歩いていると、日当たりのよい草むらに、黄色い花がたくさん咲いているのが目にとまった。
よく見ると、ウマノアシガタの花が見ごろを迎えていた。
(ウマノアシガタの花 2024年5月10日撮影)
ウマノアシガタの花は黄色で、草の高さが50cmほどであることから、たくさん咲いていると目立つ。
またウマノアシガタの黄色の花は、光沢があって、ピカピカしている。
(ウマノアシガタの花 2024年5月10日撮影)
ウマノアシガタはキンポウゲ科で、似ている花が多く、判別に苦労してしまう。
ただ低地で、日当たりのよい草むらに、黄色い花が咲いていれば、ウマノアシガタの花で間違いない。
ウマノアシガタの花は自生のものは一重咲きであるが、園芸のものは八重咲きである。
(ウマノアシガタの花 2024年5月10日撮影)
ウマノアシガタは低地だけでなく、標高1000m前後の山地・日当たりのよい草むらに生えていて、垂直分布は広い(山梨県高座山で確認済み)。
ウマノアシガタの名前の由来である、葉っぱが「馬のひづめに似ている」とされているが、実際に葉っぱを見ると、微妙な気がしてしまう。
(ウマノアシガタの葉)
ちなみにウマノアシガタは、植物全体に毒が含まれている。
ウマノアシガタの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、ウマノアシガタの花の大きさが2cmと小さいこともあり、ピントを合わせるのに、意外と苦戦してしまう。
(ウマノアシガタの花 2024年5月10日撮影)
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)花期4~6月
分布 日本全土
日当たりのよい草地に生える。
葉にも茎にも毛が目立つ。
金属のような光沢がある5弁花をたくさん咲かせる。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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