ワダソウの花を紹介しています。

ワダソウの花を初めて見た日

ワダソウの花を初めて見たのは、2016年4月9日で、場所は東京都八王子市の小宮公園で見ることができた。

ワダソウの花(ワダソウの花 2022年4月17日撮影)

ワダソウの名前の由来

ワダソウの名前の由来は、長野県の和田峠に多く生えているところから名付けられたとされている。

ワダソウの生えている場所

ワダソウの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林の下に生えているのを確認することができた。

ワダソウを見た経験談

再びワダソウの花が見たいと思い、事前に小宮公園サービスセンターにワダソウの花の開花状況を電話で問い合わせしたところ「花が咲いている」と回答があったので、2022年4月17日に再び小宮公園を訪れた。

現地に着いて、サービスセンターのスタッフにワダソウの生えている場所を電話で教えてもらっていたので、辺りを探すと、白くて小さな花が咲いているのが目に飛び込んできた。
近づいて見ると、ワダソウの花が咲いているのを確認することができた。

ワダソウの花(ワダソウの花 2022年4月17日撮影)

ワダソウの花は、1つの株に3~4個ぐらいつく。
また、ワダソウの花は赤い葯(やく)が出ているのが特徴である
ちなみにとは、雄しべの先の花粉が入った袋をいう。

ワダソウの花(ワダソウの花 2022年4月17日撮影)

ワダソウの葉っぱは、4枚輪生(輪のように生えている)のように見えるのも特徴である

 

ワダソウの葉(ワダソウの葉)

ワダソウの草の高さは15cmと低く、自分が履いていたスニーカーほどの高さであり、ワダソウを探すのに意外と見つけにくく手間取ってしまった。

ワダソウの花を見ていて、花びらがふっくらしている姿が個人的にいい印象を受けた

ワダソウの花(ワダソウの花 2022年4月17日撮影)

どちらかというと、ワダソウは山に生えている植物なので、山の花が見れたことに感動を覚えた。
しかし、小宮公園のワダソウの花を見たときは、花が終わっている株や雨で傷んでいる株を多く見かけた。

ワダソウの花は、自分のコンパクトデジタルカメラでは、距離が遠くに咲いているものをとらえることができず、近くにある1株だけ撮影した。
無事ワダソウの花を撮影することができた。

ワダソウの花(ワダソウの花 2022年4月17日撮影)


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ワダソウ(ナデシコ科)花期4~5月
分布 本州(中部地方以北)・九州(北部)
山地の樹林下や林緑、草地などに生える。
花柄の片側に毛が生えるのが特徴。
花びらは5枚でよく似たワチガイソウよりやや幅が広い。
花びらの先が少しへこむのが他種とのよい区別点になる。
本種を含むワチガイソウ属は、通常の花のほかに茎の根元のほうに閉鎖花をつける。
閉鎖花には花びらがない。
ちなみに閉鎖花とは花びらが開かず、つぼみのまま自家受粉する現象をいう。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)