ヤマエンゴサクの淡い青色の花

ヤマエンゴサクの花ヤマエンゴサクに似ている花(ジロボウエンゴサクムラサキケマン)との違いを紹介しています。

ヤマエンゴサクの花を初めて見た日

ヤマエンゴサクの花を初めて見たのは、2017年3月25日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花 2021年3月18日撮影)

ヤマエンゴサクの名前の由来

ヤマエンゴサクの名前の由来は、「エンゴサク」は中国の漢方薬「延胡索(えんごさく)」をいい、「山で育つ延胡索」という意味で名付けられた。

ヤマエンゴサクの花言葉

ヤマエンゴサクの花言葉は、「思慮深い」・「人嫌い」

ヤマエンゴサクの生えている場所

ヤマエンゴサクの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているの確認することができた。

ヤマエンゴサクに似ている花

ヤマエンゴサクに似ている花との違いをまとめました。

ジロボウエンゴサクとの違い

厄介なのが、ジロボウエンゴサクの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは苞(ほう)の形

  • ジロボウエンゴサク 丸い
  • ヤマエンゴサク ギザギザしている

ちなみにとは、花の根もとにつく小形の葉っぱをいう。

ジロボウエンゴサクの花(参考 ジロボウエンゴサクの花)

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花)

両者の違いは、苞の形を確認すれば、間違えることは無い。

ジロボウエンゴサクの記事はこちらからどうぞ

ムラサキケマンとの違い

厄介なのが、ムラサキケマンの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは花の色

  • ムラサキケマン 紫色
  • ヤマエンゴサク 淡い青色・淡い紅紫色

ムラサキケマンの花(参考 ムラサキケマンの花)

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花)

両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。

ムラサキケマンの記事はこちらからどうぞ

ヤマエンゴサクを見た経験談

2023年3月20日、春の花を探しに、東京都八王子市・小仏川を訪れる。
小仏川沿いを散策していると、淡い青色の花が目に飛び込む。
近づいてみると、ヤマエンゴサクの花が咲いているのを確認することができた。

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花 2023年3月20日撮影)

ヤマエンゴサクを含むケシ科・エンゴサクの花は、面白い形をしていて、植物観察に関心が無いと、これが花なのか?と疑問を持ってしまう。

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花 2023年3月20日撮影)

ヤマエンゴサクの花の色は、淡い青色淡い紅紫色がある。
個人的にヤマエンゴサクの淡い青色の花がとても好きで、毎年春になると楽しみにしている。

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花 2023年3月20日撮影)

ヤマエンゴサクの淡い青色の花(ヤマエンゴサクの淡い青色の花)

ヤマエンゴサクの葉っぱは基本丸いが、笹のような細い形のものを、ササバエンゴサクに分類することがある。

ヤマエンゴサクの葉(ヤマエンゴサクの葉)

ヤマエンゴサクの花は見ごろを迎え、咲いている向きを考慮して、撮影することができた。
今後の宿題として、ヤマエンゴサクの苞を撮影することである。

ヤマエンゴサクの花(ヤマエンゴサクの花 2023年3月20日撮影)


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ヤマエンゴサク(ケシ科)花期4~5月
分布 本州・四国・九州
花の付け根にある苞(ほう)が裂けこむのが特徴。
よく似たエゾエンゴサクとは、ここで区別する。
林の下などに生えるが、比較的浅い山に多い。
深山になると、エゾエンゴサクが出てくる傾向が強い。
高さは10cmほどになり、まばらに生える。
一面に群生することが多いエゾエンゴサクとは、この点でも区別できる。
地下にある球根は1cm前後と小さい。
葉の幅は広いものや狭いものなど変化がある。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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