・ヒナスミレの花・ヒナスミレに似ている花(シハイスミレ・ナガバノスミレサイシン)との違いを紹介しています。
ヒナスミレの花を初めて見た日
ヒナスミレの花を初めて見たのは、2019年3月24日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(ヒナスミレの花 2023年4月10日撮影)
ヒナスミレの名前の由来
ヒナスミレの名前の由来は、小さくて可愛いという意味で「雛(ひな)」が用いられた。
ヒナスミレの花言葉
ヒナスミレの花言葉は、「謙遜」・「忠実」・「慎み深さ」・「小さな幸せ」
ヒナスミレの生えている場所
ヒナスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下に生えているのを確認することができた。
ヒナスミレに似ている花
ヒナスミレに似ている花との違いをまとめました。
シハイスミレとの違い
厄介なのが、シハイスミレの花に似ていて、判別が難しいと感じる。
1.花の側弁・毛の有無
- シハイスミレ 無毛
- ヒナスミレ 有毛
2.花の色
- シハイスミレ 淡い紅紫色~濃い紅紫色
- ヒナスミレ 淡い紅色~淡い紅紫色
(参考 シハイスミレの花)
(ヒナスミレの花)
3.葉っぱの形
- シハイスミレ 三角状狭卵形で、やや光沢がある
- ヒナスミレ 三角状卵形で、光沢が無い
(参考 シハイスミレの葉)
(ヒナスミレの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
シハイスミレの記事はこちらからどうぞ
シハイスミレの花・シハイスミレに似ている花との違いを紹介しています。
ナガバノスミレサイシンとの違い
厄介なのが、ナガバノスミレサイシンの花に似ていて、判別が少し難しい。
1.花の色
- ナガバノスミレサイシン 淡い紫色
- ヒナスミレ 淡い紅色
(参考 ナガバノスミレサイシンの花)
(ヒナスミレの花)
2.葉っぱの色
- ナガバノスミレサイシン 両面とも緑色
- ヒナスミレ 表面は暗い緑色・裏面は暗い紫色を帯びる
3.葉っぱの形
- ナガバノスミレサイシン 三角状卵形
- ヒナスミレ 長披針形
(参考 ナガバノスミレサイシンの葉)
(ヒナスミレの葉)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ナガバノスミレサイシンの記事はこちらからどうぞ
・ナガバノスミレサイシンの花・ナガバノスミレサイシンに似ている花との違いを紹介しています。 ナガバノスミレサイ…
ヒナスミレを見た経験談
2023年4月10日、山の花を探しに、山梨県北杜市・清里を訪れる。
清里駅から吐竜の滝へ向かう途中、林の下を歩いていて、淡いピンク色の花が目につく。
近づいてみると、ヒナスミレの花が咲き始めであった。
(ヒナスミレの花 2023年4月10日撮影)
ヒナスミレの淡いピンク色の花は、花の姿から植物愛好家のなかで「スミレのプリンセス」と呼ばれている。
個人的にヒナスミレが「スミレのプリンセス」という呼び名はごもっともであり、可愛くて親近感がある。
(ヒナスミレの花 2023年4月10日撮影)
ヒナスミレの花は吐竜の滝でも見ることができ、山地の林下であれば生える。
またヒナスミレの花は、山地で見ることができるが、清里の標高は1200m以上あるため、道ばたに普通に生えていた。
(ヒナスミレの花 2023年4月10日撮影)
ヒナスミレを含め、スミレは日本全国に数多く存在し、判別に苦労させられる。
ヒナスミレの葉っぱは斑が入ることが多く、フイリヒナスミレと区別する考えがある。
清里で見たヒナスミレの葉っぱは、ほとんどの個体に斑が入っていた。
(ヒナスミレの葉)
ヒナスミレの花は見ごろを迎えていて、花付きのよいものを選んで、撮影することができた。
(ヒナスミレの花 2023年4月10日撮影)
ヒナスミレ(スミレ科)花期4~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の林内に生える。
葉は三角状卵形で、基部は深い心形、ときに葉面に白い斑がある。
花は淡紅色で直径約1.5cm。
側弁は無毛または微毛がある。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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