・イヌヌマトラノオの花・イヌヌマトラノオに似ている花(オカトラノオ・ヌマトラノオ)との違い・イヌヌマトラノオを見た経験談を紹介しています。
イヌヌマトラノオの花を初めて見た日
イヌヌマトラノオの花を初めて見たのは、2024年7月4日に、神奈川県・箱根湿性花園で見ることができた。
(イヌヌマトラノオの花)
イヌヌマトラノオの名前の由来
イヌヌマトラノオの名前の由来は、ヌマトラノオに似ていて、違うことから「似て非なるもの」の「非(いな)」が訛(なま)って、「イヌ」になった。
ちなみにイヌヌマトラノオは、オカトラノオとヌマトラノオの中間雑種。
イヌヌマトラノオの花言葉
イヌヌマトラノオの花言葉は、「たくましい」
イヌヌマトラノオの生えている場所
イヌヌマトラノオの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿地に群生しているのを確認することができた。
イヌヌマトラノオに似ている花
イヌヌマトラノオに似ている花との違いをまとめました。
オカトラノオとの違い
厄介なのが、オカトラノオによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは生えている場所
- オカトラノオ 丘陵地の林下
- イヌヌマトラノオ 日当たりのよい湿地
(参考 オカトラノオの花)
(イヌヌマトラノオの花)
両者の違いは、生えている場所を確認すれば、間違えることは無い。
オカトラノオの記事はこちらからどうぞ
・オカトラノオの花・ヌマトラノオとの違いを紹介しています。 オカトラノオの花を初めて見た日 オカトラノオの花を…
ヌマトラノオとの違い
厄介なのが、名前が被っているヌマトラノオによく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは花の付き方
- ヌマトラノオ 直立する
- イヌヌマトラノオ 少し曲がる
(参考 ヌマトラノオの花)
(イヌヌマトラノオの花)
両者の違いは、花の付き方を確認すれば、間違えることは無い。
ヌマトラノオの記事はこちらからどうぞ
ヌマトラノオの花を初めて見た日 ヌマトラノオの花を初めて見たのは、2017年8月27日で、場所は千葉県山武市の…
イヌヌマトラノオを見た経験談
イヌヌマトラノオの名前を知ったのは、2024年6月に、自分が見ている花ブログである。
オカトラノオやヌマトラノオは知っていたが、イヌヌマトラノオは初耳であった。
2024年7月4日、ミズチドリの花を目当てに、神奈川県・箱根湿性花園を訪れる。
園内・仙石原湿原植生復元区をウロウロしていると、オカトラノオに似た花が目に飛び込む。
よく見ると、生えている場所が日当たりのよい湿地で、花の付き方が少し曲がっていることから、イヌヌマトラノオの花であることがわかった。
(イヌヌマトラノオの花)
イヌヌマトラノオの花を初めて見たとき、名前や特徴を知らないと、オカトラノオの花と思ってしまう。
しかし、イヌヌマトラノオは白色の花で、たくさん咲いている姿は目につきやすい。
(イヌヌマトラノオの花)
(イヌヌマトラノオの群落)
ちなみに箱根湿性花園は、イヌヌマトラノオとヌマトラノオが同じ場所に生えているので、両者の違いを理解するには、ちょうど良い場所である。
イヌヌマトラノオの花は咲き始めであり、咲いている株を選んで、撮影することができた。
(イヌヌマトラノオの花)
(イヌヌマトラノオの葉)
イヌヌマトラノオ(サクラソウ科)花期6~7月
分布 本州・四国・九州
草の高さ60~100cm。
オカトラノオとヌマトラノオの両方の形質を持っているので、個体により、やや変異がある。
花の大きさは5~6mm。
オカトラノオよりも花は密にならない。
苞(ほう)は狭い披針形で、花柄の長さと同じか少し長い。
ちなみに苞とは、花の根元につく小形の葉をいう。
下から上に開花していくが、苞も花柄と共に長さが変化している。
葉の縁は波打って、突起がある。
葉腋(ようえき)付近がやや赤くなる。
ちなみに葉腋とは、茎や枝で、葉の付け根のすぐ上の部分をいう。
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