・セキヤノアキチョウジの花・セキヤノアキチョウジを見た経験談を紹介しています。
セキヤノアキチョウジの花を初めて見た日
セキヤノアキチョウジの花を初めて見たのは、2021年9月27日に、山梨県富士吉田市・林道忍野明見線で見ることができた。
(セキヤノアキチョウジの花 2021年9月27日撮影)
セキヤノアキチョウジの名前の由来
セキヤノアキチョウジの名前の由来は、まずアキチョウジは「秋丁字」の意味で、秋に花が丁字形に開くことによる。
次にセキヤについて、神奈川県箱根に多く見られ、関屋(関所の番小屋)から名付けられた。
しかし、今の時代に関屋と言われても全然イメージがわかない。
セキヤノアキチョウジの花言葉
セキヤノアキチョウジの花言葉は、「秘めやかな思い」
セキヤノアキチョウジの生えている場所
セキヤノアキチョウジの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の林下・湿った場所に群生しているのを確認することができた。
セキヤノアキチョウジを見た経験談
2024年10月24日、ツルギキョウの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
蛇滝遊歩道(蛇滝手前の車止め~霞台園地近く)を歩いていると、林下に紫色の細長い花がたくさん咲いている。
よく見ると、セキヤノアキチョウジの花が咲いているのを確認することができた。
(セキヤノアキチョウジの花 2024年10月24日撮影)
セキヤノアキチョウジの花は紫色であることから、秋の季節にマッチしている。
またセキヤノアキチョウジの細長い花が風になびく姿は、風情があってよい。
(セキヤノアキチョウジの花 2024年10月24日撮影)
セキヤノアキチョウジの花が咲くと、秋本番であることを実感する。
(セキヤノアキチョウジの花 2024年10月24日撮影)
ちなみにセキヤノアキチョウジは植物名が長く、覚えにくい。
またセキヤノアキチョウジの名前の由来である「セキヤ」は、箱根の関所を指し、面白い植物名と個人的に思ってしまう。
セキヤノアキチョウジの花は見ごろを迎え、花が細いこともあり、ピントを合わせるのに苦労してしまう。
(上記の2点ともセキヤノアキチョウジの花 2024年10月24日撮影)
(セキヤノアキチョウジの葉)
セキヤノアキチョウジ(シソ科)花期9~10月
分布 本州(関東・中部地方)
萼片(がくへん)は線形で、細くとがり、花柄は無毛なのが特徴。
ちなみに萼片とは、花の萼を構成する一部分をいう。
アキチョウジに比べると、花柄がやや長いのも区別点となる。
また生えている場所も関東と中部地方だけに分布するので、生えている場所でも区別がつく。
山地や林縁や草やぶに生え、高さは1mほどになる。
湿り気のある場所を好むので、沢沿いなどにも多い。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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