・イヌトウバナの花・トウバナとの違いを紹介しています。
イヌトウバナの花を初めて見た日
イヌトウバナの花を初めて見たのは、2016年9月10日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。
(イヌトウバナの花 2020年8月10日撮影)
イヌトウバナの名前の由来
イヌトウバナの名前の由来は、同じ仲間にトウバナがあり、花穂(かすい)を塔に見立てて、区別するために「イヌ」がついたとされる。
ちなみに花穂とは、穂のような形に群がって咲く花をいう。
イヌトウバナの花言葉
イヌトウバナの花言葉は、「私を閉じ込めないで」
イヌトウバナの生えている場所
イヌトウバナの生えている場所は、自分が見た限りでは、低山や丘陵地の林下に群落で生えているのを確認することができた。
トウバナとの違い
厄介なのが、トウバナと名前は被っているが、判別は難しくない。
1.花の色
- トウバナ ピンク色
- イヌトウバナ 白色
(参考 トウバナの花)
(イヌトウバナの花)
2.草の高さ
- トウバナ 15~30cm
- イヌトウバナ 20~50cm
3.花期
- トウバナ 5月
- イヌトウバナ 8月
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
トウバナの記事はこちらからどうぞ
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イヌトウバナを見た経験談
2020年8月10日、バアソブの花を目当てに、東京都日野市の緑地を訪れる。
猛暑のなか、汗をかきながら散策していると、緑地の林下にイヌトウバナの花が咲いていた。
(イヌトウバナの花 2020年8月10日撮影)
イヌトウバナの花は、トウバナの花に比べて大きく、白色であることから、目につきやすい。
しかし、イヌトウバナは秋の花では、地味な部類に入ってしまう。
上記のことから、1年経つと、イヌトウバナの名前を忘れてしまうことがある。
イヌトウバナの花はたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに困らなかったが、思うようにピントが合わず、撮影に手間取ってしまう。
(イヌトウバナの花 2020年8月10日撮影)
(イヌトウバナの葉)
イヌトウバナ(シソ科)花期8~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
花の直径は5mmほどである。
花の付け根の萼(がく)に、著しい毛が生えるのが特徴。
ちなみに萼とは,雄しべと雌しべを囲んでいるものが二重になっているもので、外側にあるものをいう。
似ているものがいくつかあるので、花の付け根を見て、白くて長い毛が生えていたら本種と思ってよい。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)
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