
・クサイチゴの花・ヘビイチゴとの違い・クサイチゴを見た経験談を紹介しています。
クサイチゴの花を初めて見た日
クサイチゴの花を初めて見たのは、2016年4月9日に、東京都八王子市・小宮公園で見ることができた。
(クサイチゴの花 2021年4月6日撮影)
クサイチゴの名前の由来
クサイチゴの名前の由来は、木の高さが低く、草のように見えるところから名付けられた。
また果実が熟すのが早いことから、別名 ワセイチゴ。
さらにナベイチゴの別名もある。
クサイチゴの花言葉
クサイチゴの花言葉は、「幸福な家庭」・「尊重と愛情」・「甘い香り」・「誘惑」・「先見の明」
クサイチゴの生えている場所
クサイチゴの生えている場所は、自分が見た限りでは、日差しが少し入る林下や斜面に生えているのを確認することができた。
ヘビイチゴとの違い
厄介なのが、ヘビイチゴの実によく似ているが、他の特徴は明らかに違う。
1.分類
- ヘビイチゴ 草
- クサイチゴ 木
2.花の色
- ヘビイチゴ 黄色
- クサイチゴ 白色
(参考 ヘビイチゴの花)
(クサイチゴの花)
両者の違いは、花の色を確認すれば、間違えることは無い。
ヘビイチゴの記事はこちらからどうぞ
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クサイチゴを見た経験談
2024年3月28日、スミレ類の花を目当てに、東京都八王子市・南高尾を訪れる。
スミレ類の花を見ることができたので、城山湖方面に足を運ぶと、草むらに白色の花が一面に咲いている。
よく見ると、クサイチゴの花が咲いているのを確認することができた。
(クサイチゴの花 2024年3月28日撮影)
(クサイチゴの花の群落)
クサイチゴの花の大きさは4cmあり、春になると一面に咲くので、目につきやすい。
またクサイチゴの白色の花は、春の季節によく似合う。
(クサイチゴの花 2024年3月28日撮影)
クサイチゴは全体が毛に覆われているのも特徴の1つ。
(クサイチゴの葉)
ちなみにクサイチゴを含めたキイチゴ類は、春に花が咲くものが多く、判別が難しい。
しかし、草むらに地面スレスレに生えているのはクサイチゴのみである。
クサイチゴの実は初夏(5~6月)に熟すが、食べても美味しくない。
城山湖のクサイチゴの花は見ごろを迎え、たくさん咲いていることから、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
自分の後から来たハイカーも、クサイチゴの花に興味を持ち、熱心に撮影していた。
今後の宿題として、クサイチゴの実を撮影することである。
(上記の2点ともクサイチゴの花 2024年3月28日撮影)
クサイチゴ(バラ科)花期3~4月
分布 本州・四国・九州
草のように見える落葉小低木。
地下茎を長く横に這(は)わせ、ところどころから新芽を伸ばし、高さ60cmほどになる。
葉は花の咲く枝では3小葉、間延びして伸びた枝では5小葉になる。
ちなみに小葉とは、複数で構成されている小さい葉をいう。
(山渓フィールドブックス 樹木春夏編)
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