・ナツトウダイの花・トウダイグサとの違い・ナツトウダイを見た経験談を紹介しています。
ナツトウダイの花を初めて見た日
ナツトウダイの花を初めて見たのは、2016年4月9日に、東京都八王子市・小宮公園で見ることができた。
(ナツトウダイの花 2021年3月30日撮影)
ナツトウダイの名前の由来
ナツトウダイの名前の由来は、夏に咲くトウダイグサから名付けられたが、花の最盛期は春である。
ナツトウダイの花言葉
ナツトウダイの花言葉は、「控えめ」・「地味」
ナツトウダイの生えている場所
ナツトウダイの生えている場所は、自分が見た限りでは、丘陵地や山地にたくさん生えているのを確認することができた。
トウダイグサとの違い
厄介なのが、トウダイグサの花に少し似ている。
違いは腺体(せんたい)の形
- トウダイグサ 黄緑色の楕円形
- ナツトウダイ 暗紅紫色の三日月形で、先はとがる
ちなみに腺体とは、葉っぱや茎の表面に見られる粒状のもので、多くは匂いを持つ物質や粘液などを分泌する。
(参考 トウダイグサの花)
(ナツトウダイの花)
両者の違いは、腺体の色・形を確認すれば、間違えることは無い。
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ナツトウダイを見た経験談
2021年3月30日、ミドリニリンソウの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山蛇滝(じゃたき)を訪れる。
蛇滝に向かう途中、小仏川沿いを歩いていると、トウダイグサに似た緑色の花が目に飛び込む。
近づいてみると、ナツトウダイの花が見ごろを迎えていた。
(ナツトウダイの花 2022年3月30日撮影)
ナツトウダイの花は緑色であることから、名前や特徴を知らないと、別の草と勘違いしてしまい、見逃してしまう。
ナツトウダイを含むトウダイグサ科は、花は地味なものが多く、植物観察を意識しないと、最初のころは見つけることが難しい。
(ナツトウダイの花 2021年3月30日撮影)
ちなみにナツトウダイの花は、名前の由来に反して、春本番に最盛期を迎える。
そう考えると、ナツトウダイの名前を最初に考えた人は、「うっかりしてしまったのか?」と考えてしまう。
ナツトウダイの花は見ごろを迎え、被写体に困ること無く、撮影することができた。
(ナツトウダイの花 2021年3月30日撮影)
ナツトウダイ(トウダイグサ科)花期3~7月
分布 北海道・本州・四国・九州
花は三日月のような形をしているのが特徴。
ごろんと横たわっている丸い実のようなのが雌花(めばな)である。
花の高さは早春の頃で20cmほど、初夏には40cmほどに伸び、間延びした感じでだらしなくなる。
春先は葉や茎が赤茶色に染まることが多い。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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