オミナエシの花

オミナエシの花オミナエシに似ている花(オトコエシミシマサイコ)との違いオミナエシを見た経験談を紹介しています。

オミナエシの花を初めて見た日

オミナエシの花を初めて見たのは、2016年6月25日に、神奈川県川崎市中原区・江川せせらぎ遊歩道で見ることができた。

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

オミナエシの名前の由来

オミナエシの名前の由来は、黄色の花をアワやキビのご飯に見立てた女飯(おみなえし)が語源とされる。

オミナエシの花言葉

オミナエシの花言葉は、「美人」・「はかない恋」・「親切」

オミナエシの生えている場所

オミナエシの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい湿原に生えているのを確認することができた。

オミナエシに似ている花

オミナエシに似ている花との違いをまとめました。

オトコエシとの違い

オトコエシに名前は似ているが、明らかに違う。

1.生えている場所

  • オトコエシ 日が当たらない山地・丘陵地の林下
  • オミナエシ 日当たりのよい湿原

2.花の色

  • オトコエシ 白色
  • オミナエシ 黄色

オトコエシの花(参考 オトコエシの花)

オミナエシの花(オトコエシの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

オトコエシの記事はこちらからどうぞ

ミシマサイコとの違い

同じ時期に花が咲く、ミシマサイコの花に似ている。

1.分類の違い

  • ミシマサイコ セリ科
  • オミナエシ オミナエシ科

2.花の形

近づいてみると、花の形は明らかに違う。

ミシマサイコの花(参考 ミシマサイコの花)

オミナエシの花(オミナエシの花)

両者の違いは、花の形をよく確認すれば、間違えることは無い。

ミシマサイコの記事はこちらからどうぞ

オミナエシを見た経験談

2023年7月31日、山の花を探しに、長野県富士見町・入笠山を訪れる。
入笠湿原をウロウロしていると、黄色の花が目に入った。
近づいてみると、オミナエシの花が咲いているのを確認することができた。

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

オミナエシは黄色の花が集まって咲き日当たりのよい湿原に生えていることから、目につきやすい。

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

オミナエシは秋の花のイメージが強いが、真夏には咲いている。
しかし、オミナエシの黄色の花は、夏より秋のほうが似合う

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

オミナエシは園芸に利用され、植えられているものは、がっしりしているものが多い。
ちなみに江川せせらぎ遊歩道のオミナエシは、園芸のものである。
自生のオミナエシは、園芸のものに比べ、ひょろっとしている

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

ちなみにオミナエシは、秋の七草の1つ
そう考えると、オミナエシは昔の人の目線では、全体像が品良く見えたのだろう。
上記のことから、絵画詩歌などの題材に使われている。

自生のオミナエシは、環境の変化開発によって、株数が減少している。
上記の原因で、地方自治体によっては絶滅危惧種に指定。

オミナエシの花は咲き始めであり、周囲の明るさに気を配り、撮影することができた。

オミナエシの花(オミナエシの花 2023年7月31日撮影)

オミナエシの葉(オミナエシの葉)



オミナエシ(オミナエシ科)花期8~10月
分布 日本全土
山野に生え、高さは1mほどになる。
葉は羽状に深く裂ける。
(山渓フィールドブックス 秋の野草参照)


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