
・オオヤマフスマの花・ノミノフスマとの違い・オオヤマフスマを見た経験談を紹介しています。
オオヤマフスマの花を初めて見た日
オオヤマフスマの花を初めて見たのは、2022年6月18日に、長野県富士見町・入笠山で見ることができた。
(オオヤマフスマの花)
オオヤマフスマの名前の由来
オオヤマフスマの名前の由来は、漢字表記が「大山衾(ふすま)」で、植物学者の田中芳男の命名であるが、植物界の父で植物学者の牧野富太郎は語源は不明としている。
別名はヒメタガソデソウで、同じ仲間のタガソデソウに比べて小さいところから名付けられたとされている。
ちなみに植物名の頭に「ヒメ」と表記されるものは小さいことを意味する。
オオヤマフスマの花言葉
オオヤマフスマの花言葉は、「いたわり」
オオヤマフスマの生えている場所
オオヤマフスマの生えている場所は、自分が見た限りでは、山地の草原や林道の脇に群生しているのを確認することができた。
ノミノフスマとの違い
厄介なのが、ノミノフスマの花に少し似ている。
1.生えている場所
- ノミノフスマ 日当たりのよい田んぼ・畑のふち
- オオヤマフスマ 山地の草原・道ばた
2.花期
- ノミノフスマ 4~10月(メインは春)
- オオヤマフスマ 6~8月
3.花びら
- ノミノフスマ 10枚のように見えるが、5枚に構成
- オオヤマフスマ 5枚
(参考 ノミノフスマの花)
(オオヤマフスマの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
ノミノフスマの記事はこちらからどうぞ
ノミノフスマの花・ノミノフスマに似ている花(オオヤマフスマ・ハコベ)との違い・ノミノフスマを見た経験談を紹介しています。
オオヤマフスマを見た経験談
2022年6月18日、山の花を目当てに、長野県富士見町・入笠山を訪れる。
ゴンドラで山頂近くまで上がり、入笠湿原を散策していると、白色の小さい花が目に飛び込む。
近づいてみると、オオヤマフスマの花がたくさん咲いているのを確認することができた。
(オオヤマフスマの花)
オオヤマフスマの花を初めて見たとき、本当に小さい花だと率直に思った。
花は白色で、小さいことも手伝ってか可愛い印象を受けた。
(オオヤマフスマの花)
一見地味な花ではあるが、オオヤマフスマの花はたくさん咲いているとかなり目立つ。
オオヤマフスマは漢字表記が「大山」なので、個人的にどこか人の苗字に聞こえてしまう。
(オオヤマフスマの花)
オオヤマフスマの花は入笠湿原のほかに、マナスル山荘~大阿原湿原の林道でもたくさん見ることができた。
ちなみにオオヤマフスマは、山地でふつうに見られる花である。
オオヤマフスマの花がたくさん咲いていたので、被写体に困ることは無かった。
しかし、花が小さいので、撮影するときにピントを合わせるのに苦労した。
後で気づいたことであるが、オオヤマフスマの葉っぱを撮影するのを忘れてしまい、今後の宿題となった。
無事オオヤマフスマの花を撮影することができた。
(オオヤマフスマの花)
オオヤマフスマ(ナデシコ科)花期6~8月
分布 北海道・本州・四国・九州
山地の草原や道ばたなどに生える多年草。
高さ5~20cm。
茎は毛があり細く、上部で分枝する。
葉は対生し、楕円形~長楕円形で長さ1~2cm、3脈が目立ち、両面に細い毛がある。
花は白色の5弁花で直径約1cm。
(山渓ハンディ図鑑 山に咲く花参照)
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