・ツボスミレの花・ツボスミレに似ている花(コミヤマスミレ・タチツボスミレ・フモトスミレ)との違いを紹介しています。
ツボスミレの花を初めて見た日
ツボスミレの花を初めて見たのは、2016年4月8日に、神奈川県川崎市中原区・中原区市民健康の森で見ることができた。
(ツボスミレの花 2023年4月4日撮影)
ツボスミレの名前の由来
ツボスミレの名前の由来は、「ツボ」は庭を意味する。
別名 ニョイスミレは、「ニョイ」とは仏具の如意(にょい)で、葉っぱの形が似ているところから名付けられた。
今の時代に如意と言われても、頭の中でイメージできない。
ツボスミレの花言葉
ツボスミレの花言葉は、「純粋」・「誠実」・「謙遜」
ツボスミレの生えている場所
ツボスミレの生えている場所は、自分が見た限りでは、日当たりのよい水辺に近い湿地に、群生して生えているのを確認することができた。
ツボスミレに似ている花
ツボスミレに似ている花との違いをまとめました。
コミヤマスミレとの違い
厄介なのが、同じような場所に生えるコミヤマスミレの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
違いは葉っぱの形
- コミヤマスミレ 楕円形
- ツボスミレ 心形~腎形
(参考 コミヤマスミレの葉)
(ツボスミレの葉)
(参考 コミヤマスミレの花)
(ツボスミレの花)
両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。
コミヤマスミレの記事はこちらからどうぞ
・コミヤマスミレの花・コミヤマスミレに似ている花との違いを紹介しています。 コミヤマスミレの花を初めて見た日 …
タチツボスミレとの違い
名前が被っているタチツボスミレとは明らかに違う。
1.生えている場所
- タチツボスミレ 丘陵地や山地の乾いた場所
- ツボスミレ 水辺に近い湿地
2.花の色
- タチツボスミレ 紫色
- ツボスミレ 白色
3.花の大きさ
- タチツボスミレ 直径1.5~2cm
- ツボスミレ 直径1cm以下
(参考 タチツボスミレの花)
(ツボスミレの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
タチツボスミレの記事はこちらからどうぞ
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フモトスミレとの違い
厄介なのが、フモトスミレの花によく似ていて、判別が難しいと感じる。
1.生えている場所
- フモトスミレ 山地の林下・乾いた場所
- ツボスミレ 水辺に近い湿地
2.花柄の色
- フモトスミレ 紫色
- ツボスミレ 緑色
3.葉っぱの形
- フモトスミレ 先がとがっている
- ツボスミレ 全体が丸まっている
(参考 フモトスミレの葉)
(ツボスミレの葉)
(参考 フモトスミレの花)
(ツボスミレの花)
両者の違いは、上記の3点を確認すれば、間違えることは無い。
フモトスミレの記事はこちらからどうぞ
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ツボスミレを見た経験談
2023年4月4日、ツボスミレの花を目当てに、再び神奈川県川崎市中原区・中原区市民健康の森を訪れる。
園内の池の周りに、白色のスミレらしき花が目に入った。
近づいてみると、ツボスミレの花が群落で咲いているのを確認することができた。
(ツボスミレの花 2023年4月4日撮影)
(ツボスミレの花の群落)
ツボスミレの花を見ていて、スミレの花では「1番小さい」と、現地で観察して実感する。
ツボスミレの白色の花は、可愛い印象を受ける。
(ツボスミレの花 2023年4月4日撮影)
ツボスミレの花は現地で植物観察をしていて、群落で咲いていることが多い。
(ツボスミレの花の群落)
ツボスミレの花がたくさん咲いていて、被写体を選ぶのに迷うほどであった。
しかし、ツボスミレの花は下向きに咲いていることが多く、被写体を撮影するのに手こずってしまう。
(ツボスミレの花 2023年4月4日撮影)
(ツボスミレの葉)
ツボスミレ(スミレ科)花期3~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
平地から山地まで、ごく普通にあり、水湿地を好んで生える。
放棄水田などでは、真っ白になるほど大群生することがある。
花は白だが、唇弁(しんべん)と側弁に紫色の筋がたくさん出る。
ちなみに唇弁とは、花びらの下部分をいう。
また側弁とは、スミレの花びらで、両側2枚をいう。
花の後で半月状の葉が出るものがあり、アギスミレという。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)
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