ユリワサビの花

ユリワサビの花ユリワサビに似ている花(マルバコンロンソウワサビ)との違いを紹介しています。

ユリワサビの花を初めて見た日

ユリワサビの花を初めて見たのは、2016年4月16日に、東京都八王子市・高尾山で見ることができた。

ユリワサビの花(ユリワサビの花 2021年3月15日撮影)

ユリワサビの名前の由来

ユリワサビの名前の由来は、ユリの球根を小さくしたような根茎(こんけい)があるところから名付けられた。
ちなみに根茎とは、地中または地表をはい、根のように見える茎をいう。

ただ実際に小さくしたような根茎ができるのは東北地方などにあり、生態などが異なるオクノユリワサビである。
別名 イヌワラビ

ユリワサビの花言葉

ユリワサビの花言葉は、「目覚め」・「嬉し涙」

ユリワサビの生えている場所

ユリワサビの生えている場所は、自分が見た限りでは、沢沿いの湿った場所に生えているのを確認することができた。

ユリワサビに似ている花

ユリワサビに似ている花との違いをまとめました。

マルバコンロンソウとの違い

厄介なのが、マルバコンロンソウの花に似ていて、判別が難しいと感じる。

違いは葉っぱの形

  • マルバコンロンソウ 円形
  • ユリワサビ 卵状心形・縁に大きな鈍いギザギザがある

マルバコンロンソウの葉(参考 マルバコンロンソウの葉)

ユリワサビの葉(ユリワサビの葉)

マルバコンロンソウの花(参考 マルバコンロンソウの花)

ユリワサビの花(ユリワサビの花)

両者の違いは、葉っぱの形を確認すれば、間違えることは無い。

マルバコンロンソウの記事はこちらからどうぞ

ワサビとの違い

厄介なのが、ワサビと名前が被っていて、花も似ていることから、判別が少し難しい。

1.葉っぱの大きさ・形

  • ワサビ 直径6~12cm・円形
  • ユリワサビ 直径2~5cm・卵状心形

ワサビの葉(参考 ワサビの葉)

ユリワサビの葉(ユリワサビの葉)

2.花の大きさ

  • ワサビ 直径1cm
  • ユリワサビ 直径0.7~0.8cm

ワサビの花(参考 ワサビの花)

ユリワサビの花(ユリワサビの花)

両者の違いは、上記の2点を確認すれば、間違えることは無い。

ワサビの記事はこちらからどうぞ

ユリワサビを見た経験談

2024年3月11日、サクラタチツボスミレの花を目当てに、東京都八王子市・高尾山を訪れる。
サクラタチツボスミレの花を見ることができたので、高尾日影沢に立ち寄る。

沢沿いの道を歩いていて、白色の十字形の小さい花が点々と咲いているのが目に入る。
近づいてみると、ユリワサビの花が咲き始めであった。

ユリワサビの花(ユリワサビの花 2024年3月11日撮影)

ユリワサビの花は、春の花では地味な部類に入ってしまう。
しかし、白色の十字形の小さい花は、可愛い印象を受ける

ユリワサビの花(ユリワサビの花 2024年3月11日撮影)

ユリワサビの花が咲き出すと、春が始まったことを実感する

ユリワサビの花(ユリワサビの花 2024年3月11日撮影)

ユリワサビは春の沢沿いを歩いていれば、普通に見ることができる。
ユリワサビはワサビに比べると、里山や浅い山に多い

ちなみにユリワサビの葉っぱは、醤油漬けおひたしなどに食用される

ユリワサビの花は咲き始めであったが、一眼レフカメラの標準レンズで撮影したとき、ピントは合うが、大きさを合わせることができなかった。
ユリワサビの花を撮影するとき、マクロレンズがあると、花の形がわかりやすい写真になる。

ユリワサビの花(ユリワサビの花 2024年3月11日撮影)


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ユリワサビ(アブラナ科)花期3~5月
分布 北海道・本州・四国・九州
一般にユリワラビは球根状の根茎はない。
山間の沢沿いなどのやや流れから離れた場所に生える。
花茎が細く倒れるように咲く。
ワサビに比べて葉は小さく、葉脈はあまり目立たない。
(山渓フィールドブックス 春の野草参照)


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